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■高病原性鳥インフルエンザ 終息

2021-04-21 13:38 | 前の記事 | 次の記事

3月29日~4月20日までの鳥インフルエンザに関わる動向は以下の通り(農林水産省WEBサイト環境省WEBサイト)。

  • 4月2日:環境省は野鳥国内52・58例目(両例とも栃木県栃木市)の発生に伴う野鳥監視重点区域(2月15日、3月3日に指定)を0時に解除。
  • 4月10日:栃木県は芳賀町の発生農場(52例目)の半径3km以内の区域に設定している移動制限を0時に解除。
  • 4月15日:環境省は「野鳥の高病原性鳥インフルエンザウイルス保有状況調査(定期糞便採取調査)」の3月分の結果を発表。高病原性鳥インフルエンザウイルスは確認されなかった。
  • 4月19日:環境省は52例目(栃木県芳賀町)の発生に伴う野鳥監視重点区域(3月13日指定)を0時に解除。
  • 4月19日:環境省は「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」に基づき、野鳥サーベイランスにおける全国の対応レベルを「対応レベル2」(3段階の真ん中)に引き下げた。
  • 4月20日:千葉県は匝瑳市の発生農場(42,46,48~50例目)の半径3km以内の区域に設定している移動制限を0時に解除。

今冬季の鶏等における高病原性鳥インフルエンザの発生は、2020年11月2日に香川県三豊市での初発から、3月13日の栃木県芳賀町の発生までに52例が起こった。その後、1か月以上発生はなく、4月20日0時の千葉県匝瑳市での移動制限解除により、全ての処置が終了した。また野鳥においても3月17日に福岡県福岡市の死亡野鳥(ホシハジロ)の事例以降、確認はされていない。

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