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■高病原性鳥インフルエンザの発生 2021年2月8日~2月14日

2021-02-16 12:16 | 前の記事 | 次の記事

2月8日~2月14日までの鳥インフルエンザに関わる動向をまとめた(農林水産省WEBサイト)。

  • 2月8日:富山県は小矢部市の発生農場(38例目)の半径3km~10km以内の区域に設定している搬出制限を0時に解除。移動制限解除予定は2月19日0時。
  • 2月8日(46例目):
  • 千葉県匝瑳市の養鶏場で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。防疫対策本部を開催。また関東農政局千葉県拠点に「農林水産省鳥インフルエンザ現地防疫対策本部(千葉県)」を設置。その本部長は伏見啓二大臣 官房審議官。
  • 採卵鶏約25.6万羽を飼養
  • 2月7日に死亡鶏増加の通報を受け県が立入検査。
  • 簡易検査陽性(H5亜型)
  • 2月8日:環境省は46例目(千葉県匝瑳市)の発生農場の周辺半径10km圏内を野鳥監視重点区域に指定し、野鳥の監視を強化。
  • 2月8日:環境省は42例目(千葉県匝瑳市)発生に伴う野鳥緊急調査(2月4日~2月5日)の結果を発表。野鳥の大量死等の異常は確認されなかった。
  • 2月8日:環境省は野鳥国内38例目(北海道旭川市)発生に伴う野鳥緊急調査(2月3日~2月5日)の結果を発表。野鳥の大量死等の異常は確認されなかった。
  • 2月8日:鹿児島県出水市の死亡野鳥が陽性であったと環境省が発表(野鳥国内41例目)。2月3日に回収し、簡易検査で陽性となったナベヅル1羽を鹿児島大学が確定検査を実施し陽性(H5N8亜型)。
  • 2月8日:福島県郡山市の死亡野鳥が陽性であったと環境省が発表 (野鳥国内42例目)。1月30日に回収し、簡易検査で陽性となったオオハクチョウ1羽を北海道大学が確定検査を実施し陽性(H5N8亜型)。
  • 2月8日:環境省は新潟県新潟市で2月8日に回収されたマガモ1羽の死亡個体での簡易検査結果が、A型鳥インフルエンザウイルス陽性であったとの報告を受けたと発表。回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。動物衛生研究部門で確定検査が実施される。
  • 2月9日(47例目):
  • 徳島県美馬市の養鶏場で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。防疫対策本部を開催。
  • 肉用鶏約8,000羽を飼養
  • 2月8日に死亡鶏増加の通報を受け県が立入検査。
  • 簡易検査陽性(H5亜型)
  • 2月9日:環境省は47例目(徳島県美馬市)の発生農場の周辺半径10km圏内を野鳥監視重点区域に指定し、野鳥の監視を強化。
  • 2月9日:45例目(宮崎県新富町)と43・44・46例目(千葉県旭市、多古町、匝瑳市)の遺伝子検査の結果が判明。H5N8亜型の高病原性鳥インフルエンザ。動物衛生研究部門が確定検査を実施。
  • 2月9日:環境省は41例目(茨城県東茨城郡城里町)発生に伴う野鳥緊急調査(2月4日~2月5日)の結果を発表。野鳥の大量死等の異常は確認されなかった。
  • 2月9日:環境省は43例目(千葉県旭市)発生に伴う野鳥緊急調査(2月6日)の結果を発表。野鳥の大量死等の異常は確認されなかった。
  • 2月9日:環境省は44例目(千葉県香取郡多古町)発生に伴う野鳥緊急調査(2月7日~8日)の結果を発表。野鳥の大量死等の異常は確認されなかった。
  • 2月9日:環境省は40例目(宮崎県児湯郡新富町)、野鳥国内35・36例目(崎県西諸県郡高原町)発生に伴う野鳥緊急調査(2月4日)の結果を発表。野鳥の大量死等の異常は確認されなかった。
  • 2月10日:環境省は野鳥国内42例目(福島県郡山市)発生に伴う野鳥緊急調査(2月9日)の結果を発表。野鳥の大量死等の異常は確認されなかった。
  • 2月10日:環境省は宮城県仙台市で2月5日に回収されたオオハクチョウ1羽の死亡個体での簡易検査結果が、A型鳥インフルエンザウイルス陽性であったとの報告を受けたと発表。回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。北海道大学で確定検査が実施される。
  • 2月10日:鹿児島県出水市の衰弱・死亡野鳥が陽性であったと環境省が発表(野鳥国内43~45例目)。2月5日に回収し、簡易検査で陽性となったナベヅル2羽の衰弱個体(回収後に死亡)およびマナヅル1羽の死亡個体の計3羽を鹿児島大学が確定検査を実施し陽性(H5N8亜型)。
  • 2月11日(48・49例目):
  • 千葉県匝瑳市の養鶏場で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。防疫対策本部を開催。
  • 48例目は採卵鶏約7.9万羽を、49例目採卵鶏約27.8万羽を飼養。
  • 2月10日に死亡鶏増加の通報を受け県が両養鶏場に立入検査。
  • 簡易検査陽性(H5亜型)
  • 2月11日:環境省は48・49例目(千葉県匝瑳市)の発生農場の周辺半径10km圏内を野鳥監視重点区域に指定し、野鳥の監視を強化。
  • 2月11日:徳島県美馬郡つるぎ町の死亡野鳥が陽性であったと環境省が発表(野鳥国内46例目)。1月29日に回収し、簡易検査で陽性となったマガモ1羽を鳥取大学が確定検査を実施し陽性(H5N8亜型)。
  • 2月12日:茨城県潮来市の死亡野鳥が陽性であったと環境省が発表(野鳥国内47例目)。2月1日に回収し、簡易検査で陽性となったコブハクチョウ1羽を動物衛生研究部門が確定検査を実施し陽性(H5N8亜型)。