HOME >> JVM NEWS 一覧 >> 個別記事
11月5日に香川県で鳥インフルエンザの発生が確認されて以降の11月8日までの動向をまとめた。
- 11月5日(1例目):
- 香川県三豊市の採卵鶏農場で高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。消費・安全局は都道府県に監視体制の強化を通知。「農林水産省鳥インフルエンザ防疫対策本部(以下、防疫対策本部)」を実施。
- 採卵鶏約33万羽を飼養
- 死亡鶏増加の通報を受け11月4日に県が立入検査
- 簡易検査陽性(H5亜型)
- 11月5日:香川県は第1回鳥インフルエンザ対策本部会議実施。
- 11月5日:香川県は自衛隊に災害派遣要請。
- 11月5日:環境省は発生農場の周辺半径10km圏内を野鳥監視重点区域に指定し、野鳥の監視を強化すると発表。「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」に基づき、野鳥サーベイランスにおける全国の対応レベルを「対応レベル3」に引き上げた。
- 11月5日:厚生労働省医薬・生活衛生局食品監視安全課は「香川県における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の確認に伴う監視体制の強化について」を都道府県、保健所設置市、特別区の衛生主管部・局に通知。内容は食鳥処理場における鳥インフルエンザを疑う場合のスクリーニング検査や感染の疑われる生体の搬入防止の指導等の実施。
- 11月5日:農林水産省は疫学調査チームによる現地調査を実施(https://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/eisei/kakin/72/attach/pdf/index-1.pdf)。
- 11月6日:農研機構動物衛生研究部門による1例目の遺伝子解析結果が発表される。高病原性鳥インフルエンザであることが決定。NA亜型はH5N8亜型。
- 11月8日(2例目):
- 香川県東かがわ市の採卵鶏農場で高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。防疫対策本部を実施。
- 採卵鶏約4.8万羽を飼養
- 死亡鶏増加の通報を受け11月7日に県が立入検査
- 簡易検査陽性(H5亜型)
- 11月8日:香川県は第2回鳥インフルエンザ対策本部会議実施。
- 11月8日:香川県は自衛隊に災害派遣要請。
- 11月8日:疫学調査チームが2例目の現地調査を実施(https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/attach/pdf/r2_hpai_kokunai-4.pdf)。
- 11月8日:2例目の発生を受けて、環境省は発生農場の周辺半径10km圏内を野鳥監視重点区域に指定したと発表。