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■高病原性鳥インフルエンザの発生 2021年2月15日~2月21日

2021-02-24 11:12 | 前の記事 | 次の記事

2月15日~2月21日までの鳥インフルエンザに関わる動向をまとめた(農林水産省WEBサイト環境省WEBサイト)。

  • 2月15日(50例目):
  • 千葉県匝瑳市の養鶏場で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。防疫対策本部を開催。
  • 育雛約3.9万羽飼養
  • 2月14日に死亡鶏増加の通報を受け県が立入検査。
  • 簡易検査陽性(H5亜型)
  • 2月15日:環境省は50例目(千葉県匝瑳市)の発生農場の周辺半径10km圏内を野鳥監視重点区域に指定し、野鳥の監視を強化。
  • 2月15日:47例目(徳島県美馬市)の遺伝子検査の結果が判明。H5N8亜型の高病原性鳥インフルエンザ。動物衛生研究部門が確定検査を実施。
  • 2月15日:48・49例目(千葉県匝瑳市)の遺伝子検査の結果が判明。H5N8亜型の高病原性鳥インフルエンザ。動物衛生研究部門が確定検査を実施。
  • 2月15日:環境省は野鳥国内47例目(茨城県潮来市)発生に伴う野鳥緊急調査(2月13日)の結果を発表。野鳥の大量死等の異常は確認されなかった。
  • 2月15日:新潟県新潟市の死亡野鳥が陽性であったと環境省が発表(野鳥国内48例目)。2月8日に回収し、簡易検査で陽性となったマガモ1羽を動物衛生研究部門が確定検査を実施し陽性(H5N8亜型)。
  • 2月15日:環境省は43例目(千葉県旭市)発生に伴う野鳥緊急調査(2月9日~10日)の結果を発表。野鳥の大量死等の異常は確認されなかった。
  • 2月15日:環境省は栃木県栃木市で2月15日に回収されたハヤブサ1羽の死亡個体での簡易検査結果が、A型鳥インフルエンザウイルス陽性であったとの報告を受けたと発表。回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。動物衛生研究部門で確定検査が実施される。
  • 2月16日:環境省は野鳥国内30例目(鹿児島県薩摩川内市)の発生に伴う野鳥監視重点区域(1月17日に指定)を午前0時に解除した。
  • 2月16日:環境省は新潟県阿賀野市で2月13日に回収されたオオハクチョウ1羽の死亡個体での簡易検査結果が、A型鳥インフルエンザウイルス陽性であったとの報告を受けたと発表。回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。動物衛生研究部門で確定検査が実施される。
  • 2月16日:環境省は野鳥の高病原性鳥インフルエンザウイルス保有状況調査(定期糞便採取調査)の2021年1月分の結果を発表した。17県32市町で2,219個の糞便を採取。全て陰性。
  • 2月16日:環境省は47例目(徳島県美馬市)および野鳥国内46例目(徳島県美馬郡つるぎ町)発生に伴う野鳥緊急調査(2月10日~2月14日)の結果を発表。野鳥の大量死等の異常は確認されなかった。
  • 2月16日:環境省は栃木県那須塩原市で2月16日に回収されたフクロウ1羽の死亡個体での簡易検査結果が、A型鳥インフルエンザウイルス陽性であったとの報告を受けたと発表。回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。動物衛生研究部門で確定検査が実施される。
  • 2月17日:千葉県は横芝光町および匝瑳市の発生農場(37・39例目)の半径3km以内の区域に設定している移動制限を0時に解除。
  • 2月17日:宮城県仙台市の死亡野鳥が陽性であったと環境省が発表(野鳥国内49例目)。2月5日に回収し、簡易検査で陽性となったオオハクチョウ1羽を北海道大学が確定検査を実施し陽性(H5N8亜型)。
  • 2月17日:環境省は富山県小矢部市で2月10日に回収されたノスリ1羽の死亡個体での簡易検査結果が、A型鳥インフルエンザウイルス陽性であったとの報告を受けたと発表。回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。動物衛生研究部門で確定検査が実施される。
  • 2月17日:50例目(千葉県匝瑳市)の遺伝子検査の結果が判明。H5N8亜型の高病原性鳥インフルエンザ。動物衛生研究部門が確定検査を実施。
  • 2月18日:環境省は野鳥国内34例目(北海道帯広市)の発生に伴う野鳥監視重点区域(1月22日に指定)を午前0時に解除した。
  • 2月19日:富山県は小矢部市の発生農場(38例目)の半径3km以内の区域に設定している移動制限を0時に解除。
  • 2月19日:環境省は栃木県那須塩原市で2月14日に回収されたオオハクチョウ1羽の死亡個体での簡易検査結果が、A型鳥インフルエンザウイルス陽性であったとの報告を受けたと発表。回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。動物衛生研究部門で確定検査が実施される。
  • 2月19日:千葉県匝瑳市の死亡野鳥が陽性であったと環境省が発表(野鳥国内50例目)。農林水産省と千葉県が共同で実施した疫学調査で採取された糞便を鳥取大学が検査し陽性(H5N8亜型)。採取地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定し、野鳥の監視を強化。
  • 2月19日:長野県岡谷市で採取された環境試料(水)が陽性であったと環境省が発表(野鳥国内51例目)。信州大学と鳥取大学が共同で実施した調査で2月14日に採取し、鳥取大学が検査し陽性(H5N8亜型)。採取地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定し、野鳥の監視を強化。