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■高病原性鳥インフルエンザの発生 2021年1月18日~1月24日

2021-01-26 16:43 | 前の記事 | 次の記事

2021年1月18日~1月24日の鳥インフルエンザに関わる動向をまとめた(農林水産省WEBサイト)。

  • 1月19日:環境省は27例目(高知県宿毛市)の発生に伴う野鳥監視重点区域(2020年12月16日に設定)を午前0時に解除した。
  • 1月20日:環境省は野鳥国内23例目(奈良県吉野郡大淀町)の発生に伴う野鳥監視重点区域(2020年12月20日に設定)を午前0時に解除した。
  • 1月20日:環境省は16例目(奈良県五條市)の発生に伴う野鳥監視重点区域(2020年12月6日に設定)を午前0時に解除した。
  • 1月20日:鹿児島県薩摩川内市の死亡野鳥が陽性であったと環境省が発表(野鳥国内30例目)。1月16日に回収し、簡易検査で陽性となったマガモ1羽を鹿児島大学が確定検査を実施し陽性(H5N8亜型)。
  • 1月20日:岐阜県は美濃加茂市の発生農場(34例目)の半径3km~10km以内の区域に設定している搬出制限を22時に解除。移動制限解除予定は1月27日0時。
  • 1月20日:農林水産省は以下の疫学調査チームの現地調査概要を発表。
  • 1月21日:環境省は29例目(徳島県阿波市)の発生に伴う野鳥監視重点区域(2020年12月19日に設定)を午前0時に解除した。
  • 1月21日:環境省は野鳥国内15、16、24例目(鳥取県鳥取市)の発生に伴う野鳥監視重点区域(2020年12月12日に設定)を午前0時に解除した。
  • 1月21日(37例目):
  • 千葉県横芝光町のアヒル(アイガモ)農場で疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。防疫対策本部を開催。
  • アヒル約6,000羽を飼養
  • 疫学関連農場は北海道赤平市1農場(約600羽飼養)、宮城県角田市1農場(約500羽飼養)、茨城県古河市2農場(約600羽、約1,000羽飼養)、かすみがうら市1農場(約1,000羽飼養)、埼玉県行田市1農場(約900羽飼養)、春日部市1農場(約1,300羽飼養)、大阪府松原市1農場(約300羽飼養)、奈良県御所市1農場(約200羽飼養)
  • 1月20日に産卵率が低下したとの通報を受け県が立入検査。
  • 簡易検査陽性(H5亜型)
  • 1月21日:環境省は37例目(千葉県山武郡横芝光町)の発生農場の周辺半径10km圏内を野鳥監視重点区域に指定し、野鳥の監視を強化。
  • 1月22日:宮崎県は都城市の発生農場(15、18例目)から半径3km以内で設定している移動制限を午前0時に解除した。
  • 1月22日:37例目(千葉県横芝光町)の遺伝子検査の結果が判明。H5N8亜型の高病原性鳥インフルエンザ。動物衛生研究部門が確定検査を実施。
  • 1月22日:環境省は北海道帯広市で1月18日に回収されたハヤブサ1羽の死亡個体での簡易検査結果(国立環境研究所が実施)が、A型鳥インフルエンザウイルス陽性であったとの報告を受けたと発表。回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。北海道大学で確定検査が実施される。
  • 1月22日:環境省は37例目(千葉県山武郡横芝光町)発生に伴う野鳥緊急調査(1月21日)の結果を発表。野鳥の大量死等の異常は確認されなかった。
  • 1月22日:宮崎県延岡市の死亡野鳥が陽性であったと環境省が発表(野鳥国内31例目)。1月6日に回収し、簡易検査で陽性となったオナガガモ1羽を鳥取大学が確定検査を実施し陽性(H5N8亜型)。
  • 1月22日:環境省は鹿児島大学が1月18日に鹿児島県出水市で採取した環境試料(水)の検査結果が陽性(H5N8亜型目)であったと発表(野鳥国内32例目)。
  • 1月23日:環境省は野鳥国内26例目(埼玉県比企郡ときがわ町)の発生に伴う野鳥監視重点区域(12月24日に設定)を午前0時に解除した。
  • 1月23日(38例目):
  • 富山県小矢部市の養鶏場で疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。防疫対策本部を開催。
  • 採卵鶏約14.1万羽を飼養
  • 1月22日に死亡鶏増加の通報を受け県が立入検査。
  • 簡易検査陽性(H5亜型)
  • 1月23日:環境省は38例目(富山県小矢部市)の発生農場の周辺半径10km圏内を野鳥監視重点区域に指定し、野鳥の監視を強化。
  • 1月24日(39例目):
  • 千葉県匝瑳市のアヒル農場で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。防疫対策本部を開催。
  • アヒル約3,500羽を飼育。
  • 疫学関連農場はアヒル約1,900羽を飼養
  • 37例目の発生による状況確認のためのウイルス分離検査で陽性。
  • 簡易検査陽性(H5亜型)
  • 1月24日:38例目(富山県小矢部市)の遺伝子検査の結果が判明。H5N8亜型の高病原性鳥インフルエンザ。動物衛生研究部門が確定検査を実施。
  • 1月24日:環境省は宮崎県西諸県郡高原町で1月24日に回収されたマガモ25羽の死亡個体での簡易検査結果のうち1羽が、A型鳥インフルエンザウイルス陽性であったとの報告を受けたと発表。回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。鳥取大学で確定検査が実施される。