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■高病原性鳥インフルエンザの発生 2021年1月11日~1月17日

2021-01-21 12:26 | 前の記事 | 次の記事

2021年1月11日~1月17日の鳥インフルエンザに関わる動向をまとめた(農林水産省WEBサイト)。

  • 1月11日:宮崎県は宮崎市の発生農場(30例目)の半径3km以内の区域に設定している移動制限を0時に解除。
  • 1月11日:環境省は野鳥国内11例目(宮崎県延岡市)の発生に伴う野鳥監視重点区域(2020年12月9日に指定)を午前0時に解除した。
  • 1月11日:環境省は20例目(大分県佐伯市)の発生に伴う野鳥監視重点区域(2020年12月10日に指定)を午前0時に解除した。
  • 1月11日(35例目):
  • 農林水産省は千葉県いすみ市の養鶏場にで疑似患畜が確認されたと発表した。防疫対策本部を開催。
  • 採卵鶏約115万羽を飼養
  • 1月10日に死亡鶏増加の通報を受け県が立入検査。
  • 簡易検査陽性(H5亜型)
  • 1月11日:香川県は三豊市の発生農場(1、3~8、13、14、25、28、31例目)の半径3km~10km以内の区域に設定している搬出制限を22時に解除。移動制限解除予定は1月16日0時。
  • 1月12日:徳島県は阿波市の発生農場(29例目)の半径3km以内の区域に設定している移動制限を0時に解除。
  • 1月12日:環境省は35例目(千葉県いすみ市)の発生農場の周辺半径10km圏内を野鳥監視重点区域に指定し、野鳥の監視を強化。
  • 1月13日:環境省は21例目(和歌山県紀の川市)の発生に伴う野鳥監視重点区域(2020年12月10日に指定)を午前0時に解除した。
  • 1月13日:環境省は野鳥国内9例目(和歌山県和歌山市)の発生に伴う野鳥監視重点区域(2020年12月3日に指定)を午前0時に解除した。
  • 1月13日(36例目):
  • 農林水産省は鹿児島県さつま町の養鶏場にで疑似患畜が確認されたと発表した。防疫対策本部を開催。
  • 肉用鶏約3.3万羽を飼養
  • 1月12日に死亡鶏が増加の通報を受け県が立入検査。
  • 簡易検査陽性(H5亜型)
  • 1月13日:35例目(千葉県いすみ市)の遺伝子検査の結果が判明。H5N8亜型の高病原性鳥インフルエンザ。動物衛生研究部門が確定検査を実施。
  • 1月13日:環境省は36例目(鹿児島県薩摩郡さつま町)の発生農場の周辺半径10km圏内を野鳥監視重点区域に指定し、野鳥の監視を強化。
  • 1月13日:環境省は29例目(徳島県阿波市)の発生に伴う環境試料(水)の調査結果を発表。ため池7か所で環境試料(水)を採取し、鳥取大学が検査。すべて陰性。
  • 1月13日:環境省は宮崎県延岡市で1月6日に回収されたオナガガモ1羽の死亡個体での簡易検査結果が、A型鳥インフルエンザウイルス陽性であったとの報告を受けたと発表。回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。鳥取大学で確定検査が実施される。
  • 1月14日:環境省は23例目(滋賀県東近江市)の発生に伴う野鳥監視重点区域(2020年12月13日に指定)を午前0時に解除した。
  • 1月14日:鹿児島県が36例目の防疫措置を完了。
  • 1月14日:36例目(鹿児島県さつま町)の遺伝子検査の結果が判明。H5N8亜型の高病原性鳥インフルエンザ。動物衛生研究部門が確定検査を実施。
  • 1月14日:環境省は、1月3日に滋賀県彦根市で回収され、簡易検査で陽性であったオオバン1羽の死亡個体の確定検査の結果を発表。鳥取大学が検査を実施し陰性。1月8日に指定した野鳥監視重点区域を解除。
  • 1月15日:環境省は野鳥国内12例目(宮崎県都農町)の発生に伴う野鳥監視重点区域(2020年11月30日に指定)を午前0時に解除した。
  • 1月15日:環境省は国内11、12、26例目(宮崎県日向市・都農町)の発生に伴う野鳥監視重点区域(それぞれ2020年12月1日、12月2日、12月14日に指定)を午前0時に解除した。
  • 1月15日:宮崎県は小林市の発生農場(33例目)の半径3km~10km以内の区域に設定している搬出制限を19時に解除。移動制限解除予定は1月22日0時。
  • 1月15日:環境省は36例目(鹿児島県薩摩郡さつま町)の発生に伴う野鳥緊急調査(1月13日~15日)の結果を発表。野鳥の大量死等の異常は確認されなかった。
  • 1月15日:鹿児島県出水市の環境試料(水)2検体が陽性であったと環境省が発表(野鳥国内28・29例目)。1月11日に採取されもので、鹿児島大学が確定検査を実施し陽性(H5N8亜型)。
  • 1月15日:環境省は野鳥の高病原性鳥インフルエンザウイルス保有状況調査(定期糞便採取調査)の2020年12月分の結果を発表。高病原性鳥インフルエンザウイルスは確認されなかった。
  • 1月16日:香川県は三豊市の発生農場(1、3~8、13、14、25、28、31例目)から半径3km以内で設定している移動制限を午前0時に解除した。
  • 1月17日:環境省は17例目(広島県三原市)に発生および22例目(岡山県美作市)の発生に伴う野鳥監視重点区域(それぞれ2020年12月7日、12月11日に指定)を午前0時に解除した。
  • 1月17日:環境省は鹿児島県薩摩川内市で1月16日に回収されたマガモ1羽の死亡個体での簡易検査結果(鹿児島大学が実施)が、A型鳥インフルエンザウイルス陽性であったとの報告を受けたと発表。回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。鹿児島大学で確定検査が実施される。