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■高病原性鳥インフルエンザの発生 2021年2月1日~2月7日

2021-02-09 12:06 | 前の記事 | 次の記事

2月1日~2月7日までの鳥インフルエンザに関わる動向をまとめた(農林水産省WEBサイト)。

  • 2月2日(41例目):
  • 茨城県城里町の養鶏場で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。防疫対策本部を開催。
  • 採卵鶏約84万羽を飼養
  • 2月1日に死亡鶏増加の通報を受け県が立入検査。
  • 簡易検査陽性(H5亜型)
  • 2月2日:環境省は41例目(茨城県東茨城郡城里町)の発生農場の周辺半径10km圏内を野鳥監視重点区域に指定し、野鳥の監視を強化。
  • 2月2日:40例目(宮崎県新富町)の遺伝子検査の結果が判明。H5N8亜型の高病原性鳥インフルエンザ。動物衛生研究部門が確定検査を実施。
  • 2月2日:環境省は鹿児島県薩摩郡さつま町で2月1日に回収されたノスリ1羽の死亡個体での簡易検査結果が、A型鳥インフルエンザウイルス陽性であったとの報告を受けたと発表。回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。鹿児島大学で確定検査が実施される。
  • 2月2日:環境省は野鳥31例目(宮崎県延岡市)発生に伴う野鳥緊急調査(1月28日)の結果を発表。野鳥の大量死等の異常は確認されなかった。
  • 2月3日:41例目(茨城県城里町)の遺伝子検査の結果が判明。H5N8亜型の高病原性鳥インフルエンザ。動物衛生研究部門が確定検査を実施。
  • 2月3日:環境省は福島県郡山市で1月30日に回収されたオオハクチョウ1羽の死亡個体での簡易検査(国立環境研究所が実施)結果が、A型鳥インフルエンザウイルス陽性であったとの報告を受けたと発表。回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。北海道大学で確定検査が実施される。
  • 2月3日:北海道旭川市の死亡野鳥が陽性であったと環境省が発表(野鳥国内38例目)。1月27日に回収し、簡易検査で陽性となったオジロワシ1羽を北海道大学が確定検査を実施し陽性(H5N8亜型)。
  • 2月3日:環境省は野鳥34例目(北海道帯広市)発生に伴う野鳥緊急調査(1月30日~2月1日)の結果を発表。野鳥の大量死等の異常は確認されなかった。
  • 2月4日(42例目):
  • 千葉県匝瑳市の養鶏場で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。防疫対策本部を開催。
  • 採卵鶏約16.9万羽を飼養
  • 疫学関連農場は採卵鶏約7,500羽を飼養
  • 2月3日に死亡鶏増加の通報を受け県が立入検査。
  • 簡易検査陽性(H5亜型)
  • 疫学的関連が確認された千葉県旭市の1農場も疑似患畜であると確認。
  • 2月4日:環境省は42例目(千葉県匝瑳市)の発生農場の周辺半径10km圏内を野鳥監視重点区域に指定し、野鳥の監視を強化。
  • 2月4日:環境省は茨城県潮来市で2月1日に回収されたコブハクチョウ1羽の死亡個体での簡易検査(国立環境研究所が実施)結果が、A型鳥インフルエンザウイルス陽性であったとの報告を受けたと発表。回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。動物衛生研究部門で確定検査が実施される。
  • 2月4日:環境省は徳島県美馬郡つるぎ町で1月29日に回収されたマガモ1羽の死亡個体での簡易検査(国立環境研究所が実施)結果が、A型鳥インフルエンザウイルス陽性であったとの報告を受けたと発表。回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。鳥取大学で確定検査が実施される。
  • 2月5日:鹿児島県はさつま町の発生農場(36例目)の半径3km以内の区域に設定している移動制限を0時に解除。
  • 2月5日::環境省は34例目(岐阜県美濃加茂市)の発生に伴う野鳥監視重点区域(1月2日に指定)を午前0時に解除した。
  • 2月5日:42例目(千葉県匝瑳市)の遺伝子検査の結果が判明。H5N8亜型の高病原性鳥インフルエンザ。動物衛生研究部門が確定検査を実施。
  • 2月5日:農林水産省は以下の疫学調査チームの現地調査概要を発表。
  • 2月5日:鹿児島県薩摩郡さつま町の死亡野鳥が陽性であったと環境省が発表(野鳥国内39例目)。2月1日に回収し、簡易検査で陽性となったノスリ1羽を鹿児島大学が確定検査を実施し陽性(H5N8亜型)。
  • 2月5日:環境省は鹿児島大学が2月1日に鹿児島県出水市で採取した環境試料(水)の検査結果が陽性(H5N8亜型目)であったと発表(野鳥国内40例目)。
  • 2月6日:環境省は野鳥国内31例目(宮崎県延岡市)の発生に伴う野鳥監視重点区域(1月13日に設定)を午前0時に解除した。
  • 2月6日(43例目):
  • 千葉県旭市の養鶏場で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。防疫対策本部を開催。
  • 採卵鶏約42万羽を飼養
  • 2月5日に死亡鶏増加の通報を受け県が立入検査。
  • 簡易検査陽性(H5亜型)
  • 2月6日:環境省は43例目(千葉県旭市)の発生農場の周辺半径10km圏内を野鳥監視重点区域に指定し、野鳥の監視を強化。
  • 2月6日:環境省は鹿児島県出水市で2月5日に回収されたナベヅル2羽の衰弱個体(回収後に死亡)およびマナヅル1羽の死亡個体での簡易検査結果が、A型鳥インフルエンザウイルス陽性であったとの報告を受けたと発表。回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。鹿児島大学で確定検査が実施される。
  • 2月7日(44例目):
  • 千葉県香取郡多古町の養鶏場で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。防疫対策本部を開催。
  • 採卵鶏約115万羽を飼養
  • 2月6日に死亡鶏増加の通報を受け県が立入検査。
  • 簡易検査陽性(H5亜型)
  • 2月7日:環境省は44例目(千葉県香取郡多古町)の発生農場の周辺半径10km圏内を野鳥監視重点区域に指定し、野鳥の監視を強化。
  • 2月7日(45例目):
  • 宮崎県新富町の養鶏場で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。防疫対策本部を開催。
  • 採卵鶏約24万羽を飼養
  • 2月6日に死亡鶏増加の通報を受け県が立入検査。
  • 簡易検査陽性(H5亜型)
  • 2月7日:環境省は45例目(宮崎県児湯郡新富町)の発生農場の周辺半径10km圏内を野鳥監視重点区域に指定し、野鳥の監視を強化。