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森林遺伝育種学

表紙見本写真

井出雄二 / 白石 進

定価 5,280円 (本体 4,800円+税)

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・ISBN:978-4-8300-4124-2 (2012年10月 発行)

・頁:312

・判型:オールカラー、A5判

遺伝分析の手法によって、これまで解き明かすことのできなかった、森林や樹木の歴史、森林生態系の維持機構などが次々と明らかにされてきた。同時に、個々の遺伝子の機能の理解も進み、こうした知識を実際の森林の利用や保全に役立てることが、できるかどうか、森林学は試されているといってよいだろう。
 これまで、天然林保全と人工林経営とは相反するもののように語られることが多かったが、今日の森林の状況を見ると、両者を同時に満足すべき解を求める必要がある。
 本書では、読者に、遺伝と育種の知識に基づいた、新たな森林管理への道を探ってもらうことを目的に、人工林の生産性を高めるための「林木育種」の考え方と近年蓄積が進んだ「生態遺伝」や「バイオテクノロジー」分野の情報を同時に紹介した。(序文より一部抜粋)

略目次

まえがき

-森林遺伝と林木育種の重要性-

第1章

森林の遺伝的管理(森林の遺伝的理解の歴史/天然林の遺伝的管理/人工林の遺伝的管理)

第2章

遺伝学の基本(遺伝子の本体と遺伝の仕組み/集団の遺伝/量的形質の遺伝)

第3章

天然林の遺伝的変異(種内の遺伝的変異-中立変異-/種内の遺伝的変異-適応的変異-/集団内の遺伝的動態/種間の遺伝的変異/遺伝的多様性の保全)

第4章

林木育種(林木育種の発展/林木育種の基礎と基本戦略/実生林業とクローン林業/林木育種の体系/林木育種の統計学/林木育種の実際/ジーンバンク)

第5章

樹木のバイオテクノロジー(ゲノム研究/樹木の組織培養技術/遺伝子組換え技術/今後の展望)

あとがき