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観賞園芸学

表紙見本写真

金浜耕基

定価 5,280円 (本体 4,800円+税)

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京都・滋賀・奈良・和歌山・大阪・兵庫 968円
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・ISBN:978-4-8300-4125-9 (2013年3月 発行)

・頁:288

・判型:オールカラー、A5判

本書の内容は大学などで2~4単位の授業に適するボリュームとしたことから、観賞園芸学に含まれるべきすべての項目を網羅するのではなくて、市場統計に表れた産出額の大きい品目や、産出額は小さくても急速に人気が高まっている品目や、最近注目されつつある花壇園芸の教育理念を中心にまとめたものである。このような理由から、非常に種類の多い観賞植物の全体について含めることができなかったので、より広く深く観賞園芸学について学ぶ場合には、図鑑や他の良書も参照していただきたい。また、本書は、『園芸学』と『野菜園芸学』(文永堂出版)の姉妹編として著したので、これらの2書と重複しないように編集したことと、類似の事項は内容を高度化して著したので、必要に応じて参照していただきたい。
このような考え方に基づいて、本書は次のような章・節に分けて著してある。すなわち、第1章の総論では、まず初めに、園芸と観賞園芸という意味について説明するとともに、経済的に重要度の高い品目としてどのような種類があるかについて統計資料に基づいて解説した。第2章では、市場統計において重要度の最も高い4種類の切り花類(四大切り花類)について、学生として知っておくべき基本的事項について解説した。第3章では、四大切り花類に次いで重要度の高い数種類と、人気が急速に高まっている数種類の切り花類について、基本的事項について解説した。また、第4章では、花木類・鉢物類・苗物類について、主要な数品目を取りあげて解説した。さらにまた、第5章では、花壇園芸の教育学的、人間形成論的意義について解説した。 「まえがき」より一部抜粋

略目次

まえがき

第1章

総論(園芸および観賞植物という文字の意味/観賞植物の生産状況/観賞植物の分類/観賞植物の形態的特徴/切り花類の鮮度保持)

第2章

四大切り花類(キク/バラ/ユリ/カーネーション)

第3章

主要切り花類(洋ラン類/トルコギキョウ/シュッコンカスミソウ/アルストロメリア/デルフィニウム)

第4章

花木類・鉢物類・苗物類(花木類[アジサイ・ツバキ・ツツジ]/鉢物類[シクラメン・プリムラ・ポインセチア]/苗物類[パンジー・サルビア・ペチュニア])

第5章

ガーデニングの教育理念(フレーベルの花壇と教育理念/ガーデニング教育の導入と発展/ガーデニングの活用と園芸療法/近代園芸学の導入と発展の歴史)

あとがき