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ウィスコンシン酪農セミナーを主催する岩手大学名誉教授の佐藤 繁先生と渥美牛群管理サービス代表の渥美孝雄先生は、「ウィスコンシン酪農セミナー2025」の第1報を発表した。
主催者メッセージ
我が国の畜産業、特に酪農業は依然として厳しい経済環境にあります。このような状況において、家畜の健康管理と畜産農家の経営支援を担う臨床獣医師の役割は益々大きくなっています。臨床獣医師は指導者として多くの課題を解決し、真に生産者の経営に貢献するために畜産業の動向や獣医学術の進歩を見据えた将来に対する大局観が求められています。
このような背景のもと、本セミナーは、我が国の次世代の畜産業を担う臨床獣医師を対象として、北米における最新の酪農、畜産および臨床獣医学の知識と技術を学び、さらに酪農現場に接する機会を提供し、これによってわが国の酪農、畜産および臨床獣医学が進むべき方向、また、臨床獣医師として自分が選ぶべき道を考える機会にしていただくことを目的に実施します。なお、本セミナーは昨年に続いて2回目の開催となります。
- 期間:2025年10月5日(日)~12日(日)の8日間(7泊、機中泊2泊を含む)
- 場所:ウィスコンシン大学マディソン校と周辺施設
- スケジュール(予定):
- 1日目(日)
- 羽田(現地集合)→シカゴ→マディソン〔機中泊〕
- 2日目(月)~6日目(金)
- 講義(乳牛の繁殖管理、乳牛の栄養管理、乾乳期・移行期の管理、ゲノミック評価と生産性の向上、子牛の育成・管理、牛舎施設とカウコンフォート)のほか、呼吸器疾患の超音波診断実習や農場視察など〔ホテル泊〕
- 7日目(土)
- マディソン→シカゴ→羽田〔機中泊〕
- 8日目(日)
- →羽田(現地解散)
- 経費:空港までの旅費、渡米航空券、現地での宿泊費・食費と移動経費は各自負担。その他セミナーに必要な経費の一部は、後援企業が支援
- 募集人数:20名
- 応募期限:2025年7月末(定員に達し次第締切り)
- 問合せ:佐藤 繁(お気軽にとのこと)
- E-mail sshigeru(アットマーク)iwate-u.ac.jp
- 後援:共立製薬株式会社
第1回目となる参加者の報告は「家畜診療」(72:37-43,2025)誌やJVM NEWSなどで報告されている。JVM NEWSの報告記は以下の通り。