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■「若手農林水産研究者表彰」受賞者決定 農研機構の長澤裕哉先生が受賞

2026-10-30 17:53 掲載 | 前の記事 | 次の記事

農林水産省は、2026年10月20日、令和8年度(第22回)「若手農林水産研究者表彰」受賞者が決定したと発表した(参照:農林水産技術会議「プレスリリース」)。

この表彰は、農林水産業および関連産業の研究開発を行っている若手研究者(40歳未満)を対象に、研究の発展や研究者の意欲向上のために行われている。表彰式は11月12日、「アグリビジネス創出フェア2026」の会場内で開催される。

農林水産技術会議会長賞を6名が受賞したが、そのうちの1名に農研機構動物衛生研究部門の長澤裕哉先生が牛の乳房炎ワクチンの研究で選ばれた。

農林水産技術会議会長賞受賞者と受賞テーマは以下の通り(敬称略)。

  • 実被災データに基づくため池決壊時の浸水想定手法の開発
  • 小嶋 創(農研機構 農村工学研究部門)
  • リグニンの構造制御と発光機能の利用による森林資源の高付加価値化
  • 髙田昌嗣(愛媛大学大学院農学研究科)
  • ブロッコリー増収を可能にする新規栽培技術の開発
  • 髙橋 徳(農研機構 花き研究部門)
  • 牛乳房炎に対する省力的で効果的なワクチン技術の開発
  • 長澤裕哉(農研機構動物衛生研究部門)
  • 持続可能な作物生産にむけた根粒共生能力の向上技術の開発
  • 西田帆那(農研機構生物機能利用研究部門)
  • 二枚貝養殖環境の変動機構解明による被害防止と成育改善
  • 舩越裕紀(京都府農林水産技術センター海洋センター研究部)

長澤裕哉先生の研究業績の概要と評価は次の通り。

粘膜免疫を増強する因子(ケモカイン)を併用することで皮下への単回投与により牛へ全身免疫および粘膜免疫を誘導し、粘膜感染症である牛乳房炎に対して高い防除効果を示すワクチン技術を開発した。現場の負担軽減に資する省力型ワクチンとしての普及が期待される。また、本技術は牛乳房炎のみならず、他の家畜や粘膜感染症への応用も可能であり、汎用性の高いワクチンプラットフォームとなる可能性がある。

§表彰式

  • 日時:2026年11月12日(木)15:15~16:45
  • 場所:東京ビッグサイト西4ホール
  • 東京都江東区有明3-11-1
  • 「アグリビジネス創出フェア2026」の会場内