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■令和8年度動物愛護管理功労者表彰が行われる

2026-09-28 17:24 掲載 | 前の記事 | 次の記事

前列向かって左より宮野浩一郎先生、則久雅司 自然環境局⻑、永野隆子さん、小此木正樹先生、後列向かって左は石川拓哉 動物愛護管理室⻑、右は近藤貴幸 総務課長

環境省は、2026年9月25日、令和8年度動物愛護管理功労者表彰を、同省内の第1会議室で執り行った(参照:環境省「プレスリリース」)。

動物愛護管理功労者は、動物の愛護とその適正な管理の推進に関して顕著な功績のあった個人や団体を表彰するもので、毎年、動物愛護週間(9月20日~26日)に合わせて行われている。

今年度は、小此木正樹先生、永野隆子さん、宮野浩一郎先生の3名が表彰された。3名の功績は以下の通り。

・小此木正樹先生(小此木動物病院院長)

2016年3月に群馬VMAT(災害時獣医療支援チーム)を結成し、初代の隊長に就任。以来、現在に至るまで組織の中核として活動を牽引し、隊員の育成、関係機関との連携強化、災害対応体制の整備に尽力するなど、災害時における動物救護に大きく貢献されている。

群馬VMATは、2017年3月に群馬県知事と災害時における愛護動物の救護活動に関する協定書を締結。その後県内8市町村と同様の協定を締結し、地域における動物救護ネットワークの構築に多大な功績を残された。現在は群馬県動物救護本部設置要領の制定に主要メンバーとして参画し、県全体の災害対応力向上に大きく寄与された。

毎年度県内各地で開催される防災訓練にVMAT隊長として積極的に参加し、実践的な指導・助言を行うことで地域防災力の向上に貢献。2026年1月には四国地区獣医師会セミナーに講師として招かれ、その豊富な経験を広く発信された。

・永野隆子さん(長野県動物愛護会会員)

1993年9月に長野県動物愛護会の会員となり、1994年4月に同会長野支部理事に就任。1999年4月には同会長野市支部の設立に携わり、以降2023年3月まで長野市支部理事として同会の発展と動物愛護の普及推進に大きく貢献された。

1993年に長野県更埴保健所主催の「愛犬の正しい飼い方しつけ方教室」に参加し、犬の飼い方やしつけ方に関する知識・技術の研鑽に励み、1994年2月に長野県動物愛護会の家庭犬インストラクターとして認定を受け、その後は同会主催の犬のしつけ方教室の運営に携わるとともに、適正飼育の指導や動物愛護の普及に尽力された。家庭犬インストラクターの養成にも積極的に取り組み、後進の人材育成に大きく貢献された。

1996年に長野県動物愛護指導員(1999年3月まで)、1999年に長野市動物愛護指導員(現・長野市動物愛護推進員)に委嘱され、保健所に収容された犬の馴化や譲渡適正の向上に協力するなど、譲渡推進活動に尽力、長野市保健所における犬の殺処分ゼロの達成に大きく寄与された。「令和元年東日本台風」の際は、ペットの預かりや飼育相談への対応等を通じて被災者および被災地の支援に貢献された。

・宮野浩一郎先生(公益社団法人石川県獣医師会会長、みやの動物病院会長)

1985年に、みやの動物病院を開設して以来、獣医療をもって地域の動物愛護活動に貢献されてきた。2005年に社団法人石川県獣医師会理事に就任して以降、長年にわたり一貫して獣医師会が行う動物愛護事業の充実と発展に尽力された。

特に、2017年からは、公益社団法人石川県獣医師会会長として、動物愛護活動に精力的に取り組み、毎年開催している動物愛護フェスティバルをはじめ、小学生を対象とした動物絵画展の開催、小学校における学校飼育動物の飼育指導、命の大切さを伝える授業の実施など、普及啓発の推進に貢献。さらに、飼い主のいない猫の不妊・去勢事業、負傷した動物および幼若動物の保護、野生鳥獣の救護など幅広い活動を積極的に実施された。

2024年1月に発生した能登半島地震の発災直後に、「令和6年能登半島地震動物対策本部」を立ち上げ、本部長として陣頭指揮をとり、被災者のペットの一時預かり、シェルターの設置、移動診療車による無料の健康診断を行うなど、ペットを持つ被災者の健康と安心、被災地におけるペットの適正飼養等に大きく貢献された。

石川県獣医師会として、石川県から2024年4月に新たに開設された石川県動物愛護センターの運営業務の委託を受け、飼い主のいない犬猫の殺処分ゼロを目標に、保護と新しい飼い主への譲渡を推進。同業務では自ら陣頭指揮をとり、県民への動物愛護の啓発を継続されている。