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農林水産省が開催した「第67回全国家畜保健衛生業績発表会」(2026年9月16日~17日、農林水産省講堂)では、特別演題として、DX(デジタルトランスフォーメーション)に関する2つの取組みについて発表があった。
これは家畜保健衛生所でのAIの活用事例等を共有し、DX化を進めていこうというもの。人手不足を補う意味もある。全国から寄せられた事例が審査され、選ばれた土井敬一先生と塚 歩知先生の2演題が発表された。両先生は、動物衛生課長賞として表彰された。
全国から寄せられた事例は、農林水産省のWebサイトに掲載される予定(参照:「家畜保健衛生所について」)。
§特別演題
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- 生成AIとワークシェアリングによる働き方改革の実現に向けた家保の取り組み
- 土井敬一先生(宮城県東部家畜保健衛生所)
- ウェアラブル映像端末を活用した家保業務のDXと効率化の推進
- 塚 歩知先生(神奈川県県央家畜保健衛生所)
土井先生は、生成AIを用いることで、業務の仕分け・標準化が効率よくできるようになり、情報共有の円滑化も進み、人材育成を組み込んだ業務体制を構築することができたと報告した。会議録の作成におけるGemini NoteとGeminiの使い分け方も披露した。残業時間の削減を実現させ余裕ができ、自発的な協力体制の構築や互いに教えあう気運醸成にも結びついたとのこと。
塚先生は神奈川県が取り組む「神奈川DX計画」の一環として、NTT東日本との共同で、ウェアラブル映像端末を導入した事例を報告した。現場情報の画像を現場と事務所がリアルタイムで共有でき、事務所職員による現場事象の事務処理も可能となる。現場職員の心理的負担の軽減にもつながった。装着者(術者)の目線での画像が得られるため、解剖所見などの技術継承にも有用である。欠点は現場での電波状況が悪い場合があること。