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■イタリア産生ハムの輸入再開の検討が始まる 農林水産省

2026-08-05 13:29 掲載 | 前の記事 | 次の記事

農林水産省が2026年8月3日に開催した食料・農業・農村政策審議会 第80回家畜衛生部会では、イタリアからの乾燥熟成豚肉の輸入に係るリスク評価も議題となった。

イタリア(サルジニア島を除く)からの豚・イノシシに係る指定検疫物の輸入は可能で、両国の家畜衛生当局間で家畜衛生条件が定められている。

2022年1月にイタリア本土でアフリカ豚熱(ASF)が発生したことにより、現在、乾燥熟成豚肉(生ハム)を含む豚肉、豚肉製品の輸入が停止している。

イタリア当局から生ハムについて、ASFおよび口蹄疫の発生の有無にかかわらずの輸入再開の要請があり、農林水産大臣は食料・農業・農村政策審議会へ輸入に係るリスク評価を諮問し、家畜衛生部会での検討が開始された。今後、牛豚等疾病小委員会で専門家がリスク評価をまとめる。

生ハム製造においては長期間の熟成でウイルスが不活化されることが実験で証明されている。生ハム製造時に皮膚に覆われていない部分に塗布するスーニャ(豚脂、塩、米粉、コショウを練って作る)のリスクも検討される。

米国、カナダ、オーストラリアは、400日以上の熟成、と畜前の一定期間ASF、豚熱、口蹄疫の発生していない農場の豚を原料とすること、スーニャを76℃以上で加熱処理していること等を条件としてイタリアからの生ハムの輸入を継続している。