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環境省は、2026年6月9日、「令和7年度外来生物問題等認知度調査」の結果を報告した(参照:環境省「報道発表」)。
この認知度調査は、2011年度から実施されている。2025年度は、全国の中学生以上を対象にインターネットによる調査を実施し(2026年1月26日から4日間)、有効回答数は1,541件。また、認知度調査の結果の確からしさを確認するため、インターネットで「令和8年度外来生物問題等認知度調査補足調査(2026年5月11日から3日間)」が行われ、2,800件の回答があった。
「外来種」または「外来生物」という言葉について、「意味を知っている」または「聞いたことがある」と回答した割合は90.9%と高率であったが、経年変化を見るとやや減少傾向が見られた。
減少の要因は明らかではないが、10代~30代の若年層の認知度の低さが目立った。
- ヒアリ類
- ヒアリは、2025年度の国内確認が36事例となり、年度別の確認事例数が過去最多を大幅に更新した。認知度調査においても、ヒアリ類は、今後対策が必要だと思う種として最も多く選択された。一方、「今も継続的に侵入が確認されていることを知っている」と選択した割合は33.1%にとどまった。また、日本国内へのヒアリの定着を防ぐために必要だと思う対策としては、「港湾などでの調査の強化」が最も多く選択された。
- アカミミガメ・アメリカザリガニ
- アカミミガメ(ミドリガメ)・アメリカザリガニの野外への放出等が2023年6月から外来生物法で規制されたことについて、「規制の内容を知っている」または「聞いたことがある」を選択した割合の合計は45.4%であった。
- 個人が行う外来種対策の取組
- 外来種対策のために「心掛けていること、取り組んでいる(取り組んだことがある)こと」の問では、「ペットを野外に逃がさない、栽培する植物を適切に管理し、野外に広がらないようにする」が21.9%と最も多く選択された。また、「心掛けていること、取り組んでいる(取り組んだことがある)こと」と「できそうなこと」で選択された選択肢を比較すると、「見慣れない生物(外来種かもしれない生物)や外来種を見かけたら地方公共団体等に通報する」「外来種問題について学ぶ」「栽培する植物(庭木等を含む)や飼育する生物に在来種を選ぶ」で、これらの差が比較的大きくなった。