JVMNEWSロゴ

HOME >> JVM NEWS 一覧 >> 個別記事

■ガンカモ類の生息調査結果 環境省

2026-08-03 14:42 掲載 | 前の記事 | 次の記事

環境省は、2026年6月8日、第57回ガンカモ類の生息調査(全国一斉調査)結果の速報値を発表した(参照:環境省「報道発表」)。同省は、ガンカモ類の冬期の生息状況把握のため、各都道府県の協力の下、1970年から毎年調査を実施している。

  • 調査日:2026年1月11日(日)を基準日とした前後1週間に実施。
  • 調査地:ガンカモ類の生息地となっている全国約8,700地点の湖沼等。ハクチョウ類、ガン類については、原則として全生息地を対象とし、カモ類については、可能な限り多くの生息地を対象とした。
  • 調査方法:上記調査期間中に、各都道府県において各調査地点に調査員を配置し、双眼鏡等を使用した目視により、ガンカモ類の個体数を種ごとにカウント。
  • 調査者数:ボランティアの調査員など約3,500人。
  • 集計:各都道府県が実施した調査結果を環境省において集計。

全国約6,400地点でガンカモ類が観察された。コハクチョウなどのハクチョウ類は約620地点、マガンなどのガン類は約160地点、マガモなどのカモ類は約6,300地点で観察された。

観察数は、ハクチョウ類(4種)約7万2,500羽、ガン類(7種)約28万5,500羽、カモ類(30種)約156万8,900羽で、合計総数は約192万6,900羽であった。

今期のハクチョウ類(4種)の観察数を10年前(2016年)と比較すると、約7%(約4,600羽)増加。過去20年間の調査結果の推移を見ると、2007年の約7万8,700羽から2012年には約5万8,600羽まで減少したものの、以降はおおむね7万羽前後で推移している。

今期のガン類(7種)の観察数を10年前(2016年)と比較すると、約51%(約9万6,500羽)増加。過去20年間の調査結果の推移を見ると、2020年までは増加傾向にあったが、2021年にいったん大きく減少。翌2022年は再度増加に転じ、2023年には過去20年間で最大の観察数まで増加し、以降はおおむね27万羽前後で推移している。

今期のカモ類の観察数を10年前(2016年)と比較すると、約7%(約12万1,500羽)減少。過去20年間の調査結果の推移を見ると、2009年から減少傾向が見られた後、2014~2020年は160万羽程度で維持されていたが、2021年に150万羽を下回った。2022年~2024年は増加に転じ、以後160万羽前後で推移している。