JVMNEWSロゴ

HOME >> JVM NEWS 一覧 >> 個別記事

■250名以上が参加!「ロイヤルカナン ベテリナリーシンポジウム 2026」が開催される 6月29日よりオンライン配信

2026-06-11 15:48 掲載 | 前の記事 | 次の記事

左よりロイヤルカナン ジャポン社長 日下部 真一氏、会場の様子、石田卓夫先生

ロイヤルカナン ジャポンは、2026年6月10日、獣医師を対象とした「ロイヤルカナン ベテリナリーシンポジウム 2026」ならびに愛玩動物看護師を対象とした「ロイヤルカナン ベテリナリーシンポジウム 2026 for Vet Nurse」(2026年6月7日、東京にて開催)の報告を発表した(参照:ロイヤルカナン ジャポン「プレスリリース」)。

今年で28回目の開催となった「ロイヤルカナン ベテリナリーシンポジウム 2026」では、「猫の糖尿病と変形性関節症の栄養戦略の最新エビデンス」をテーマに、猫の糖尿病に対する実践的なアプローチや、変形性関節症の診断および治療に関する最新知見について、実際の症例を交えながら講義が行われた。

また、今年で3回目の開催となった「ロイヤルカナン ベテリナリーシンポジウム 2026 for Vet Nurse」では、「明日から使える慢性疾患看護術~腎臓病・糖尿病・関節疾患の治療に寄り添う~」をテーマに開催。慢性疾患を抱えるペットとオーナーに寄り添う実践的な看護について、獣医師と愛玩動物看護師それぞれの視点から知見が共有された。講演では、治療の継続と成功には、獣医師による適切な診断や治療方針の提示に加え、愛玩動物看護師によるサポート、そしてペットオーナーとの協働が不可欠であることが紹介された。また、体重管理やリハビリテーションなどの長期的な治療においては、ペットとオーナー双方のQOL(生活の質)に配慮しながら無理なく継続することの重要性や、ペットの様子を丁寧に観察しながら目標達成を目指す現実的なアプローチについても共有された。さらに、ペットオーナーと獣医師・愛玩動物看護師が“ワンチーム”となって取り組むことが理想的な治療につながるとの考えが示された。

講演の概要は以下の通り。

  • 猫の糖尿病の実践的アプローチ~無理なく目指す寛解への戦略~
  • 佐藤雅彦先生(獣医師、どうぶつの総合病院 専門医療&救急センター 内科主任)
  •  猫の糖尿病治療における実践的なアプローチを解説。インスリン療法や食事療法、体重コントロールなど多角的な治療法に触れながら、猫だけでなくペットオーナーの生活負担にも配慮した治療設計の重要性を解説。無理なく寛解を目指すための考え方や、日常診療で役立つポイントが共有された。
  • 日常で知っておくべき猫の運動器疾患と栄養管理の重要性
  • 枝村一弥先生(獣医師、日本大学 獣医外科学研究室 教授、日本大学動物病院 病院長)
  •  高齢猫に多い変形性関節症などの運動器疾患について、診断や治療のポイントを解説。慢性的な痛みや機能低下を抱える猫への対応に加え、栄養管理や体重管理が予防・治療の両面で重要であることが紹介された。
  • 特別対談「登録療法食について」
  • 藤井立哉先生(獣医師、一般財団法人獣医療法食評価センター 専務理事)
  • 石田卓夫先生(獣医師、赤坂動物病院 医療ディレクター)
  •  療法食のパッケージに記載されている「VDEC」マークをテーマに、獣医師とペットオーナーをつなぐ役割を対談形式で紹介。療法食の意義や適切な活用方法に加え、ペットオーナーとのコミュニケーションにおける“信頼の目印”としての重要性などを多角的な視点から議論。
  • 愛玩動物看護師がおさえておくべき犬と猫の糖尿病Up to date
  • 森 昭博先生(獣医師、日本獣医生命科学大学 獣医保健看護学科 獣医保健看護学臨床部門 准教授)
  •  犬と猫の糖尿病の違いや最新知見について、看護の視点を交えて解説。糖尿病のリスク因子や寛解を目指すための食事管理の重要性、インスリン注射時の注意点など、ペットオーナーとの日常コミュニケーションに役立つ実践的な知識を説明。
  • 「獣医師×愛玩動物看護師クロストークディスカッション ~猫の糖尿病における体重管理のアプローチ方法~」
  • 森 昭博先生
  • 小田民美先生(愛玩動物看護師、日本獣医生命科学大学 獣医保健看護学科 獣医保健看護学臨床部門 准教授)
  • 旭 あすか先生(愛玩動物看護師、ワンルーク動物病院グループ りんごの樹動物総合医療センター 統括看護部長)
  •  糖尿病かつ肥満傾向にある猫への体重管理について、獣医師と愛玩動物看護師それぞれの立場から意見を交換。実際の症例を交えながら、食事指導やペットオーナー対応の工夫、現場で感じる課題など、実践的なアプローチ方法を紹介。
  • その「年のせい」、実は関節疾患かも?~安静から運動へ。猫の健やかシニアライフ~
  • 吉川和幸先生(理学療法士・愛玩動物看護師、日本小動物医療センター リハビリテーション科 主任)
  •  高齢猫に見られる行動変化と関節疾患の関係を解説。「遊ばなくなった」「高い場所に登らない」といった日常の変化を見逃さないことの重要性を紹介。「安静」から「適切な運動」へと常識が変わる今、家庭でできる環境整備や運動管理についても、実践例を交えて解説。
  • 愛玩動物看護師が知っておきたい腎臓病療法食の特徴と選び方
  • 米澤智洋先生(獣医師、東京大学 附属動物医療センター 内科系診療科 准教授)
  •  慢性腎臓病における食事管理の重要性を、ステージごとの療法食の栄養設計などを中心に解説。それぞれの療法食の特徴や使い分けの考え方に加え、ペットオーナーに寄り添った説明や支援のポイントも紹介。
  • “療法食” 一括りにしていませんか?規制や制度を学び、正しく選び・正しく使う
  • 藤井立哉先生(獣医師、一般財団法人獣医療法食評価センター 専務理事)
  •  療法食を取り巻く制度や適切な選択・活用方法を説明。療法食に関する制度面や市場背景にも触れながら、ペットオーナーへ正しく説明するための視点を紹介。安全かつ効果的な食事療法につなげるための知識を解説。

講演は、2026年6月29日(月)~2026年8月2日(日)までの期間限定で獣医療関係者を対象にオンライン配信される。オンライン配信はサイト「獣医師向け/愛玩動物看護師向け共通・オンライン配信 ロイヤルカナン ベテリナリーシンポジウム2026」より申し込む。無料で視聴できる。