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■犬へのマイクロチップ装着 半数が装着済み ペットメディカルサポート調べ

2026-06-11 15:20 掲載 | 前の記事 | 次の記事

調査結果 その1

調査結果 その2

ペット保険「PS保険」を提供するペットメディカルサポート株式会社は、2026年6月10日、「愛犬や愛猫のマイクロチップ装着」に関する実態調査の結果を発表した。全国の犬や猫の飼い主1,691名へのアンケートにより調査したもの。

【調査概要】
  • 期間:2026年5月12日(1日間)
  • 対象者:全国の犬や猫の飼い主 1,691名
  • 対象者の年齢:20歳~69歳
  • 方法:インターネットリサーチ
  • 有効回答数:400名(調査の対象となった1,691名のうち23.7%が回答。このうち、犬の飼い主200名、猫の飼い主200名)

・犬や猫のマイクロチップ装着に関する法律の理解度

犬や猫のマイクロチップ装着に関する法律について、次のような内容を理解しているかを質問。

  • 販売業者の義務:犬や猫の販売業者(ブリーダーやペットショップなど)は、販売する犬や猫にマイクロチップの装着義務がある(違反すると制裁や罰則が課せられる)
  • 個人の努力義務:個人(飼い主)は、飼育する犬や猫のマイクロチップの装着について、努力義務がある(努力を求めるもので、実施しなくても罰則はない)

犬の飼い主の場合は、「両方知っている」(40.0%)が最多。次いで、「いずれも知らない」(34.5%)、「個人の努力義務のみ知っている」(15.5%)、「販売業者の義務のみ知っている」(10.0%)という結果。犬の飼い主では、4割が「販売業者の義務」と「個人の努力義務」の両方を知っている一方で、3割以上が「いずれも知らない」と回答している。

猫の飼い主の場合は、「いずれも知らない」(38.5%)が最多。次いで、「両方知っている」(31.5%)、「個人の努力義務のみ知っている」(18.0%)、「販売業者の義務のみ知っている」(12.0%)という結果。猫の飼い主では、法律について「いずれも知らない」と回答した人が約4割となり、犬の飼い主と比較してやや高い割合となった。

・愛犬や愛猫のマイクロチップ装着状況

犬や猫のマイクロチップ装着状況を質問。

犬の飼い主の場合は、「装着している」「装着していない」ともに50%という結果。犬の飼い主では、マイクロチップを装着している飼い主と、装着していない飼い主が半数ずつに分かれた。

猫の飼い主の場合は、「装着していない」(66.3%)が多数を占め、「装着している」(34.2%)という結果。猫の飼い主では、マイクロチップを装着していない人が6割以上となった。

犬は半数が装着している一方で、猫は約3割強にとどまっており、犬と猫で装着状況に差が見られた。販売業者へのマイクロチップ装着義務化を背景に、迎え入れ時点で装着済みのケースが一定数あるものの、犬と猫では迎え入れ方や飼育環境の違いにより、装着状況にも差が出ていると考えられる。

・愛犬や愛猫のマイクロチップ装着の経緯・予定

犬や猫のマイクロチップ装着の経緯や、今後の予定を質問。

犬の飼い主の場合は、「迎え入れた時点で装着されていた」(36.6%)が最多。次いで、「今後も装着する予定はない」(34.4%)、「今後、装着する予定・検討中」(15.6%)、「迎え入れた後に自分で装着させた」(13.4%)という結果。犬の飼い主では、迎え入れた時点ですでに装着されていたケースが多い一方で、今後も装着する予定はないと回答した飼い主も3割以上いた。

猫の飼い主の場合は、「今後も装着する予定はない」(52.0%)が最多。次いで、「迎え入れた時点で装着されていた」(20.4%)、「迎え入れた後に自分で装着させた」(13.8%)、「今後、装着する予定・検討中」(13.8%)という結果。猫の飼い主では、今後も装着する予定はないと回答した人が半数以上を占めた。

犬の場合は迎え入れた時点で装着されていた割合が最も高い一方、猫の場合は今後も装着する予定はないとする割合が最も高く、犬と猫で装着の経緯や今後の意向に違いが見られる。

・マイクロチップ装着後の愛犬や愛猫の体調トラブル

マイクロチップを装着している飼い主に、装着後の犬や猫の体調トラブルについて質問。

犬の飼い主の場合は、「まったくない」(67.7%)が最多。次いで、「ほとんどない」(21.5%)、「トラブルがあった」(8.6%)、「わからない」(2.2%)という結果。「まったくない」と「ほとんどない」を合わせると約9割となり、体調トラブルがあったと回答した飼い主は1割未満であった。

猫の飼い主の場合は、犬の飼い主と同様、「まったくない」(58.2%)が最多。次いで、「ほとんどない」(34.3%)、「トラブルがあった」(7.5%)という結果。猫の飼い主でも、「まったくない」と「ほとんどない」を合わせると9割以上となり、体調トラブルがあったと回答した飼い主は1割未満であった。

犬・猫ともに、マイクロチップ装着後の体調トラブルについては「まったくない」「ほとんどない」と回答した飼い主が大多数を占めた。

・愛犬や愛猫にマイクロチップを装着しない理由

犬や猫にマイクロチップを装着していない飼い主に、その理由を質問。

犬の飼い主の場合は、「体への影響や健康被害が不安」(40.7%)が最多。次いで、「室内飼育なので必要性を感じない」(22.0%)、「装着費用や手続きが負担」(16.9%)、「制度(努力義務)の内容を知らなかった」(13.6%)、「特になし」(5.9%)という結果。犬の飼い主では、体への影響や健康被害への不安が、マイクロチップを装着しない大きな理由となっていることがうかがえる。

猫の飼い主の場合は、「室内飼育なので必要性を感じない」(39.9%)が最多。次いで、「体への影響や健康被害が不安」(26.4%)、「装着費用や手続きが負担」(13.5%)、「制度(努力義務)の内容を知らなかった」(12.9%)、「特になし」(5.6%)という結果。猫の飼い主では、室内飼育をしているため必要性を感じないという回答が最も多く、犬の飼い主とは異なる傾向が見られた。

・犬や猫のマイクロチップ装着義務化の賛否

犬や猫へのマイクロチップ装着を法的に義務化することへの賛否を質問。

犬の飼い主の場合は、「どちらかと言えば賛成」(45.2%)が最多。次いで、「賛成」(21.5%)、「わからない」(16.7%)、「どちらかと言えば反対」(11.8%)、「反対」(4.8%)という結果。「賛成」と「どちらかと言えば賛成」を合わせると6割以上となり、義務化に前向きな飼い主が多い傾向が見られる。

犬は散歩や外出の機会が多く、迷子や災害時の身元確認手段として、マイクロチップの必要性を感じている飼い主が多いと考えられる。

猫の飼い主の場合は、犬の飼い主と同様、「どちらかと言えば賛成」(36.2%)が最多。次いで、「賛成」(24.0%)、「わからない」(17.3%)、「どちらかと言えば反対」(16.8%)、「反対」(5.6%)という結果。猫の飼い主でも、「賛成」と「どちらかと言えば賛成」を合わせると約6割となり、義務化に前向きな意見が多く見られた。室内で過ごす時間が長い猫においても、万が一の迷子や災害に備え、確実に身元を確認できる手段への関心が一定程度広がっていることがうかがえる。