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東武動物公園(東武レジャー企画株式会社)は、2026年5月27日、国立研究開発法人国際農林水産業研究センター(JIRCAS:国際農研)とラマおよびアルパカの環境適応能力に関する調査を共同で実施すると発表した(参照:東武レジャー企画株式会社「ニュースリリース」)。
南米の過酷な自然環境を生き抜く彼らの優れた適応力を解明することで、気候変動が進む現代における「家畜の健康管理」や「持続可能な食糧生産」への貢献を目指す。動物園を単なる展示施設ではなく、未来の地球課題を解決するための「生きた学術研究の拠点」と位置付けたプロジェクトとなっている。
ラマやアルパカは、激しい寒暖差や乏しい食料といった南米の厳しい環境に適応してきた強靭な動物。研究では、東武動物公園で飼育されている個体の日々の健康状態や体の変化を詳細に観察・分析する。これにより、ラマやアルパカがどのように環境に適応しているかというメカニズムを明らかにしていく。
動物園には、野生下では困難な「特定の個体を長期間、詳細に観察できる」という大きな利点がある。同研究での知見は、動物たちの飼育管理の向上に役立つだけでなく、将来的には世界の資源が限られた地域における持続可能な畜産業の発展など、地球規模の課題解決に寄与することが期待される。
