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共立製薬株式会社は、2026年2月5日、先端技術開発センター/つくば工場(つくば拠点)において2025年11月に新たな研究棟を新設し2026年2月に稼働を開始したと発表した(参照:共立製薬株式会社「プレスリリース」)。ものづくりの基盤強化を目指し、自社開発・製造を担うために必要な機能の拡充と環境整備を目的として、新研究棟が設置された。
同社つくば拠点においては、研究開発に関わる建物は敷地内に点在していた。そこで新研究棟では、これらの機能を集約し、新たな製品開発に必要な機能の拡充と環境整備を行い、将来的な国内外の防疫対策の変化にも柔軟に対応できるよう、バイオセキュリティ強化を図った。
また、新研究棟は2025年6月に竣工した厚生棟(参照:JVM NEWS 2025-06-18「共立製薬株式会社のつくば厚生棟が竣工 社員の働く環境をさらに充実」)と同様、部門間での情報共有やコミュニケーションの活性化、そして従業員の働きやすさを意識した設計となっている。
§新研究棟の概要
- 建築面積:1891.68平方メートル
- 延床面積:5319.44平方メートル
- 構造/規模:鉄筋コンクリート造 / 地上3階地下1階
- 施設用途:事務所/各種動物飼育室/各種実験室/焼却炉/排水処理
- 着工:2024年5月
- 完成:2025年11月
- 3つのポイント:
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- 多様な試験に対応可能な空間設計
- 試験対象ごとに専用区画を設け、複数の試験を同時進行できる環境を整備。一部の試験室は、用途変更を前提とした柔軟な設計を採用し、設備の共用化により施設全体の稼働率と効率化を最大限に実現。
- 周辺環境に配慮した、設備の導入
- 近隣の住環境への影響を最小限に抑えるため、適切な建物構造と設備の採用により、施設稼働時の騒音や臭気対策を徹底。地域の皆さまにも安心していただける環境を整備。
- 開放的な事務室空間による研究開発・連携の促進
- 施設の集約と共用化により業務効率を高め、開放的な事務室空間のもとで製品の研究開発や部門間の連携を促進。これにより、研究領域や開発製剤の将来的な変化にも柔軟に対応できる環境を実現。
