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■ロイヤルカナン財団がペッツ・フォー・ライフ・ジャパンの動物介在活動「ドクタードッグ」プログラムを支援

2025-11-21 16:07 掲載 | 前の記事 | 次の記事

上写真:ペッツ・フォー・ライフ・ジャパンの「ドクタードッグ」、下写真:高齢者施設で入居者と触れ合う「ドクタードッグ」

ロイヤルカナン財団(本拠地:フランス・エマルグ)は、2025年11月17日、認定特定非営利活動法人ペッツ・フォー・ライフ・ジャパンが運営する「ペッツ・フォー・ライフ・ジャパン ドクタードッグプログラム」の支援を行うことを決定したと発表した。「ドクタードッグ」プログラムは、ロイヤルカナン財団が初めて日本で支援するプロジェクト。

「ドクタードッグ」プログラムは、国際統一規定の動物介在活動で、トレーニングを経て認定試験を受けた犬たちが、高齢者施設や児童養護施設・学校へのボランティア訪問を行い、高齢者の精神的孤独への対処や子どもたちへの情操教育を行っている活動。元は保護犬であった犬も活躍している。

今回の支援により、ペッツ・フォー・ライフ・ジャパンは「ドクタードッグ」による動物介在活動を強化するとともに、同活動が高齢者と犬の双方にもたらす影響を科学的に検証する学術調査を実施する。

ロイヤルカナン財団は、ロイヤルカナン社が、ペットが社会で担う重要な役割を紹介し、私たち人間の健康と福祉にもたらす多くの恩恵について認知を広めることを目的として2020年に設立。これまでに世界19か国で26のプロジェクトを通じて、300頭以上の犬や猫による支援を、延べ16,000人以上の人々に届けている。

今回の「ドクタードッグ」プログラムへは、2025年から3年間にわたり55,000ユーロ(約1,000万円)の資金提供を行う。