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■高病原性鳥インフルエンザの発生が続く 家禽2~4例目

2025-11-14 15:04 掲載 | 前の記事 | 次の記事

2025年10月22日の北海道白老町の家禽農場における高病原性鳥インフルエンザの今シーズン初例(参考 JVM NEWS 2025-10-23「北海道白老町で家禽の高病原性鳥インフルエンザ発生 今シーズン初例」)に続き、11月2日に2例目、11月4日に3例目、11月9日に4例目の疑似患畜が確定した。

  • 11月2日(家禽2例目):
  • 北海道恵庭市
  • 採卵鶏約23.6万羽を飼養
  • 11月4日(家禽3例目):
  • 新潟県胎内市
  • 採卵鶏約63万羽を飼養
  • 11月9日(家禽4例目):
  • 新潟県胎内市
  • 採卵鶏約28万羽を飼養

発生4事例については、全て動物衛生研究部門が遺伝子解析を実施し、高病原性鳥インフルエンザの患畜であることが確認され、NA亜型は全例H5N1亜型であると発表された(1例目は10月24日、2・3例目は11月10日、4例目は11月13日に発表)。

環境省の発表によると(参照:「高病原性鳥インフルエンザに関する情報」)、今シーズンの野鳥での高病原性鳥インフルエンザは、11月13日時点で、20例が確認されている。その内訳は、北海道12例、宮崎県5例、鹿児島県2例、山形県1例となっている。