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ペッツファーストホールディングス株式会社は、2025年10月6日、ペッツファーストトライアルホームステイ制度 2024年度実績を発表した(参照:ペッツファーストホールディングス株式会社「NEWS LETTER」)。トライアルホームステイ制度は、ペットを飼うにあたっての不安解消や先住ペットとの相性といった心配ごとや困りごとを事前に解消するために設けているもの。
同社が運営するペットショップ「P's-first」では、終生飼養を条件としてペットを販売しており、その実現のための取り組みの一環として設けているのが「トライアルホームステイ制度」。
同制度により、飼育を検討しているペットと自宅で過ごして、飼育への不安、先住ペットとの相性、客自身のアレルギー発症リスクといった不安を事前に解消する。利用にあたっては、事前確認書を交わし、ペットの体調に問題がない場合のみ、最長3泊4日の間を自宅でペットと過ごす。スタッフによる飼育の注意点のレクチャーがあり、また飼育に必要なもの(お泊まりセット)のレンタルもある。利用期間中は、同社コールセンター担当者によるサポートもある。
§2024年度実績
- 集計期間:2024年4月~2025年3月
- トライアルホームステイ実施件数:4,171件
- 購入見送り:1,561件(37%)
- 購入見送りの理由:
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- 不安解消が困難433件(28%)
- 家族の反対315件(20%)
- アレルギーの発症245件(16%)
- 先住ペットとの相性185件(12%)
- その他(無回答含む)383件(24%)
同社は、「迎える前の段階で不安や相性の課題が明らかとなり、1,561件のミスマッチの可能性を防げたことは、ペットとご家族双方にとって意義のある、理念に沿った結果だと捉えています」とコメントしている。
また、2023年度(集計期間:2023年3月~2024年2月)におけるトライアルホームステイ制度の利用は1,916件(うち、購入見送りは689件・35.9%)であり、2024年度はトライアルホームステイ制度の利用が倍増している。