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ジェーン・グドール・インスティテュート ジャパンは、2025年10月2日、創設者のジェーン・グドール博士の死去をWebサイトに掲載した(参照:「Information」)。また、「プレスリリース」も同日発信した。
10月1日に講演ツアーに訪れていた米国ロサンゼルスで、夜寝ている間に息を引き取られた。享年91歳。
1934年4月3日、英国ロンドン生まれ。26歳のときにタンザニア・ゴンベで野生のチンパンジーの研究を開始し、生息地における地域主導型保全活動を数十年にわたり主導した。チンパンジーの生活に「隣人」として入り込むアプローチで、「チンパンジーによる道具使用」の発見のほか、多大な業績をのこした。
1977年にジェーン・グドール・インスティテュートを設立し、博士の研究と理念を世界に広げた。
ジェーン・グドール・インスティテュートでは、Webサイトに「Remembering Jane」の頁を設け、グドール博士への追悼メッセージを受け付けている。また未来世代への遺産継承への寄附も呼びかけている。
「Remembering Jane」には、A Journey That Changed the Worldと題したグドール博士のメッセージ動画(3:27)も載っている。