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■アニコム損保の「どうぶつ健保」がInsurance Asia Awards 2025で2部門を受賞

2025-08-22 15:22 掲載 | 前の記事 | 次の記事

アニコム損害保険株式会社(アニコム損保)は、2025年7月9日、アジア諸国の保険会社を表彰する「Insurance Asia Awards 2025」(主催:Charlton Media Group)において、「Insurance Product Innovation of the Year - Japan」「Digital Insurance Initiative of the Year - Japan」の2部門を受賞したと発表した。

・Insurance Product Innovation of the Year - Japan

ペット保険「どうぶつ健保」の付帯サービス『どうぶつ健活』(腸内フローラ測定サービス)の取り組みが評価され受賞となった。アニコムグループでは、2016年からペットの腸内フローラに関する研究を開始し、2025年3月時点で犬60万件・猫20万件の検体を分析してきた。さらにそれらの検査結果を疾患データ(保険金請求データ)と照合し、腸内フローラと健康の関係についても研究を進めている。『どうぶつ健活』はそうした研究を通じて2018年に生まれた、ペット保険の付帯サービス。歯周病や心臓病、腎臓病といった疾患のリスクチェックを通じ、どうぶつの健康状態を体の中から見える化することで、“入って健康になるペット保険”という新たな価値を体現している。

・Digital Insurance Initiative of the Year - Japan

「どうぶつ健康保険証」による窓口精算システムの取り組みが評価され受賞となった。「どうぶつ健康保険証」は、日本全国約7,000の「どうぶつ健保」対応病院で利用可能。対応病院の窓口で保険証を提示すると、自己負担分の支払いだけで保険金請求手続きが完了する、つまり人の健康保険証のように使える「窓口精算システム」を構築している。日本の人間用・健康保険制度に着想を得たモデルで、ペット保険業界として日本国内初の試み。

Insurance Asia Awardsは香港・シンガポール・フィリピンに拠点を置き、地域の主要ビジネス誌や国別・地域別の業界紙を発行する大手メディアグループ Charlton Media Groupが、2016年に開始した表彰制度。最先端のイノベーションを起こし、保険業界にインパクトをもたらした革新的な取り組みや商品・ソリューションを提供するアジア諸国の保険会社を表彰している。