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■「緊急銃猟ガイドライン」が公表される

2025-07-15 17:09 掲載 | 前の記事 | 次の記事

緊急銃猟ガイドライン概要

環境省は、2025年7月8日、実施主体である市町村向けて「緊急銃猟ガイドライン」を作成し公表した(参照:環境省「報道発表」)。第217回国会で「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律の一部を改正する法律」が成立し、2025年9月1日に施行される予定である。

緊急銃猟制度とは、人の日常生活圏(農地や河川敷、建物内等)にヒグマ、ツキノワグマ、イノシシが出没した際、安全確保等の措置を十分に講じた上で、市町村が委託したハンター等による銃猟を可能とする制度。

ガイドラインでは、以下のことなどが図や事例を含めて説明してある。

  • 緊急銃猟の基本的な考え方や実施の判断に関する事項
  • 安全対策や捕獲の方法などを含めた、事前準備から捕獲後に至るまでの各段階における、必要な対策・情報や留意事項

環境省は今後、自治体職員向けに、改正法の運用の説明会や研修会を実施していく。