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■鳥インフルエンザ 野鳥での発生が続く 10月回収個体

2023-11-02 12:49 | 前の記事 | 次の記事

10月11日の野鳥1例目発生後、北日本で鳥インフルエンザの確認が続いている。環境省の報道発表を中心にその概要をまとめた。

  • 10月25日(野鳥2例目):
  • 北海道釧路市で10月18日に回収された死亡個体(ノスリ1羽)の遺伝子検査(LAMP法)結果がA型陽性となり、確定検査(リアルタイムPCR法)でH5亜型が検出されたと10月25日に発表。両検査とも国立環境研究所が行った。
  • 環境省は野鳥サーベイランスにおける全国の対応レベルを同日「対応レベル3」(3段階の最上位)に引き上げた。
  • 10月26日(野鳥3例目):
  • 北海道釧路市で回収された死亡個体(オオハクチョウ1羽)が3例目とされた。
  • 10月27日(野鳥4例目):
  • 宮城県大崎市で回収された衰弱個体(ハシブトガラス1羽)の簡易検査結果がA型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応であったと環境省が発表。回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
  • 国立環境研究所の検査で、11月1日にH5亜型が検出された。
  • 10月30日:北海道別海町で10月25日に回収された死亡個体(タンチョウ1羽)の簡易検査結果がA型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応であったと環境省が発表。回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。

環境省では「野鳥との接し方」をWebサイトで解説している。