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共立製薬株式会社は、2023年9月26日、「マイクロチップ装着義務化に関する意識調査」の結果を発表した(参照:共立製薬株式会社プレスリリース)。同社グループが運営するワンちゃん・ネコちゃんと共に暮らす方向けのフォトコンテストサイト「animaLabo(あにまらぼ)」の会員に実施したもの。
- 実施期間:2023年9月8日(金)~9月14日(木)
- 調査対象:犬・猫を飼っているanimaLabo会員
- 調査方法:Webを使用したアンケート
- 調査機関:自社調査
- 有効回答数:2,020人(犬の飼い主:1,150人、猫の飼い主:706人、両方飼っている飼い主:164人)。両方飼っている飼い主は猫の飼い主のアンケート結果に含む
調査の結果、animaLabo会員の約90%がマイクロチップ装着の義務化について認知していた。一方で、現在マイクロチップを装着している飼い主は犬で60%、猫で42%。認知とマイクロチップの装着はイコールではないことがうかがえる。また、現在マイクロチップを装着していない飼い主の7~8割が今後も装着を検討しないとしている。理由は「体内に異物をいれることが健康上不安である」の回答が最多。マイクロチップの安全性への懸念がうかがえる結果となった。
- マイクロチップ装着の義務化を知っている:
- 犬92%、猫89%
- 現在、マイクロチップを装着している:
- 犬60%、猫42%
- 年齢別マイクロチップの装着割合:
- 犬 0~2歳89%、3~10歳71%、11歳以上41%
- 猫 0~2歳58%、3~10歳52%、11歳以上30%
- マイクロチップの装着理由1位:
- 犬 迎え入れたペットが装着済だったから(67.6%)
- 猫 迷子対策(58.4%)
- 所有者登録の難易度:
- 犬・猫共通 「難なくできた」が6割強
- マイクロチップに期待すること:
- 犬 1位「迷子になったときの検索方法の簡素化」
- 2位「GPS機能をつけてほしい」
- 猫 1位「GPS機能をつけてほしい」
- 2位「迷子になったときの検索方法の簡素化」
- マイクロチップ未装着で今後も装着は検討しない:
- 犬87%、猫74%
- 年齢別マイクロチップ未装着で今後も装着検討しない割合:
- 犬 0~2歳82%、3~10歳79%、11歳以上91%
- 猫 0~2歳73%、3~10歳67%、11歳以上78%
- マイクロチップ装着を検討しない理由1位:
- 犬・猫共通 体内に異物を入れることが健康上不安
- マイクロチップ装着検討のための改善要望上位:
- 犬・猫共通 1位「マイクロチップの小型化」
- 2位「GPS機能」
- 所有者登録の意向:
- 犬・猫共通 「所有者登録をしない」が約5割