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■鳥インフルエンザの発生動向 2022年11月

2022-12-06 10:24 | 前の記事 | 次の記事

2022年11月の鳥インフルエンザに関わる動向をまとめた。

  • 11月1日(家禽3例目)
  • 香川県観音寺市の家禽農場(採卵鶏約4万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。10月31日に死亡羽数が増加しているとの通報を受け、香川県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。11月1日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。11月4日に防疫処置が完了している。
  • 疫学調査チームの現地調査(11月1日実施)報告概要:https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/attach/pdf/220929-37.pdf
  • 11月1日:家禽3例目の発生により、環境省は香川県観音寺市の発生農場の周辺半径10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
  • 11月1日:家禽1例目(岡山県倉敷市)と2例目(北海道厚真町)、3例目(香川県観音寺市)の遺伝子検査の結果が判明。何れもH5N1亜型の高病原性鳥インフルエンザ。動物衛生研究部門が確定検査を実施。
  • 11月2日:鹿児島県出水市で11月1日回収された衰弱個体(ナベヅル1羽、後に死亡)の簡易検査結果が陽性であったと環境省が発表。回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
  • 11月4日(家禽4例目)
  • 茨城県かすみがうら市の家禽農場(採卵鶏約100万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。11月3日に死亡羽数が増加しているとの通報を受け、茨城県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。11月4日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。
  • 疫学調査チームの現地調査(11月4日実施)報告概要:https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/attach/pdf/220929-36.pdf
  • 11月4日:家禽4例目の発生により、環境省は茨城県かすみがうら市の発生農場の周辺半径10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
  • 11月4日(家禽5例目)
  • 岡山県倉敷市の家禽農場(採卵鶏約51万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。11月3日に死亡羽数が増加しているとの通報を受け、岡山県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。11月4日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。
  • 疫学調査チームの現地調査(11月4日実施)報告概要:https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/attach/pdf/220929-35.pdf
  • 11月6日:宮崎県日向市で11月6日回収された死亡個体(マガモ1羽)の簡易検査結果が陽性であったと環境省が発表。回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
  • 11月7日(家禽6例目)
  • 北海道伊達市の家禽農場(肉用鶏約15万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。11月6日に死亡羽数が増加しているとの通報を受け、北海道が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。11月7日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。11月13日に防疫処置が完了している。
  • 疫学調査チームの現地調査(11月8日実施)報告概要:https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/attach/pdf/220929-46.pdf
  • 11月7日(野鳥10例目)
  • 鹿児島県出水市で11月1日に回収され簡易検査で陽性であった個体(ナベヅル1羽、衰弱状態で回収、後に死亡)について、11月7日の遺伝子検査でH5N1亜型が検出されたと環境省が発表。鹿児島大学が検査を実施。
  • 11月8日:家禽4例目(茨城県かすみがうら市)、5例目(岡山県倉敷市)の遺伝子検査の結果が判明。何れもH5N1亜型の高病原性鳥インフルエンザ。動物衛生研究部門が確定検査を実施。
  • 11月8日(野鳥11例目)
  • 鹿児島県出水市で11月2日に回収され簡易検査で陽性であった死亡個体(ナベヅル羽)について、11月8日の遺伝子検査でH5亜型が検出された。
  • 11月8日(野鳥12例目)
  • 鹿児島県出水市で11月3日に回収され簡易検査で陽性であった死亡個体(ナベヅル2羽)について、11月8日の遺伝子検査でH5亜型が検出された。
  • 11月8・9日(野鳥13例目)
  • 鹿児島県出水市で11月4日に回収され簡易検査で陽性であった死亡個体(ナベヅル4羽)について、11月8日と9日の遺伝子検査でH5亜型が検出された。
  • 11月8日(野鳥14例目)
  • 宮城県石巻市で11月2日に回収され簡易検査で陽性であった死亡個体(オオハクチョウ1羽)について、11月8日の遺伝子検査でH5亜型が検出された。
  • 11月8日(野鳥15例目)
  • 鹿児島県出水市で11月5日に回収され簡易検査で陽性であった死亡個体(ナベヅル3羽)について、11月8日の遺伝子検査でH5亜型が検出された。
  • 11月9・10日(野鳥16例目)
  • 鹿児島県出水市で11月6日に回収され簡易検査で陽性であった死亡個体(ナベヅル6羽)について、11月9・10日の遺伝子検査でH5亜型が検出された。
  • 11月10日(飼養鳥1例目)
  • 香川県丸亀市で11月7日に回収された死亡個体(コブハクチョウ1羽)について、11月10日の遺伝子検査でH5亜型が検出されたと環境省が発表。国立環境研究所が検査を実施。飼養鳥のでの事例で、「動物園等における飼養鳥に関する高病原性鳥インフルエンザへの対応指針」に基づいた対応がとられた。
  • 11月10日(野鳥17例目)
  • 宮城県仙台市で11月4日に回収され簡易検査で陽性であった死亡個体(オオハクチョウ1羽)について、11月10日の遺伝子検査でH5亜型が検出された。
  • 11月10日(野鳥18例目)
  • 鹿児島県出水市で11月6日に回収され簡易検査で陽性であった死亡個体(ナベヅル5羽)について、11月10日の遺伝子検査でH5亜型が検出された。
  • 11月11日(家禽7例目)
  • 岡山県倉敷市の家禽農場(採卵鶏約3.4万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。11月10日に異常がみられるとの通報を受け、岡山県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。11月11日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。
  • 疫学調査チームの現地調査(11月11日実施)報告概要:https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/attach/pdf/220929-50.pdf
  • 11月11日(家禽8例目)
  • 和歌山県白浜町の家禽農場(アヒル等約60羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。11月10日に死亡がみられるとの通報を受け、和歌山県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。11月11日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。11月12日に防疫処置が完了している。
  • 11月11日:家禽8例目の発生により、環境省は和歌山県白浜町の発生農場の周辺半径10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
  • 11月11日(野鳥19例目)
  • 香川県観音寺市で11月7日に回収され簡易検査で陽性であった死亡個体(ヒドリガモ1羽)について、11月11日の遺伝子検査でH5亜型が検出された。
  • 11月11日(野鳥20例目)
  • 宮崎県日向市で11月6日に回収された死亡個体(マガモ1羽)について、11月11日の遺伝子検査でH5亜型が検出されたと環境省が発表。国立環境研究所が検査を実施。
  • 11月11日(野鳥21例目)
  • 北海道斜里町で11月6日に回収され簡易検査で陽性であった死亡個体(オオセグロカモメ 1羽)について、11月11日の遺伝子検査でH5亜型が検出された。
  • 11月13日(家禽9例目)
  • 兵庫県たつの市の家禽農場(採卵鶏約4.4万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。11月12日に死亡羽数がみられるとの通報を受け、兵庫県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。11月13日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。
  • 疫学調査チームの現地調査(11月13日実施)報告概要:https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/attach/pdf/220929-54.pdf
  • 11月14日:家禽9例目の発生により、環境省は兵庫県たつの市の発生農場の周辺半径10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
  • 11月14日:家禽6例目(北海道伊達市)の遺伝子検査の結果が判明。H5N1亜型の高病原性鳥インフルエンザ。動物衛生研究部門が確定検査を実施。
  • 11月15日:環境省が鹿児島県出水市での発生状況をまとめたものを発表。11月7日にH5N1亜型が検出された事例(ナベヅル1羽)以降、衰弱個体や死亡個体が確認されている。11月13日18時までに、H5N1亜型が検出されたナベヅルは、計28羽となっている(検査効率化のため検査対象としなかった検査個体も含め、累積回収数は108個体)。環境省、鹿児島県、出水市は、特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約(ラムサール条約)の国際的に重要な湿地に登録されている当該地域での高病原性鳥インフルエンザの感染拡大の防止に向け、連携し対策を強化している。
  • 11月15日:和歌山県白浜町の飼養施設で衰弱したモモイロペリカン1羽は11月13日の簡易検査で陰性。 同日、他のモモイロペリカン4羽が元気消失等の状態となり、計5羽について和歌山県が14日にリアルタイムPCRによる検査を実施し、1羽がH5亜型の陽性。
  • 11月15日:香川県丸亀市で11月15日回収された死亡個体(コウノトリ1羽)の簡易検査結果が陽性であったと環境省が発表。回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
  • 11月16日:家禽7例目(岡山県倉敷市)、8例目(和歌山県白浜町)、9例目(和兵庫県たつの市)の遺伝子検査の結果が判明。何れもH5N1亜型の高病原性鳥インフルエンザ。動物衛生研究部門が確定検査を実施。
  • 11月16日:兵庫県姫路市で11月16日回収された死亡個体(ハヤブサ1羽)の簡易検査結果が陽性であったと環境省が発表。回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
  • 11月17日:山形県鶴岡市で11月11日回収された死亡個体(コハクチョウ1羽)の簡易検査結果が陽性であったと環境省が発表。回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
  • 11月17日:秋田県大館市で11月13日回収された死亡個体(オオハクチョウ1羽)の簡易検査結果が陽性であったと環境省が発表。回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
  • 11月18日(家禽10例目)
  • 鹿児島県出水市の家禽農場(採卵鶏約12万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。11月17日に死亡羽数が増加しているとの通報を受け、鹿児島県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。11月18日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。11月21日に防疫処置が完了している。
  • 11月18日(家禽11例目)
  • 新潟県阿賀町の家禽農場(肉用鶏約15万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。11月17日に死亡羽数が増加しているとの通報を受け、新潟県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。11月18日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。11月24日に防疫処置が完了している。
  • 新潟県新発田市に疫学関連施設(1施設、約0.6万羽飼養)があり、11月18日に防疫処置が完了している。
  • 11月18日(野鳥33例目)
  • 山形県鶴岡市で11月11日に回収され簡易検査で陽性であった死亡個体(コハクチョウ1羽)について、11月18日の遺伝子検査でH5亜型が検出された。国立研究開発法人国立環境研究所が遺伝子検査を実施。
  • 11月18日(野鳥34例目)
  • 秋田県大館市で11月13日に回収され簡易検査で陽性であった死亡個体(オオハクチョウ1羽)について、11月18日の遺伝子検査でH5亜型が検出された。国立研究開発法人国立環境研究所が遺伝子検査を実施。
  • 11月18日(飼養鳥2例目)
  • 和歌山県白浜町の飼養施設で衰弱した衰弱したモモイロペリカン5羽のうち1羽が簡易検査で陽性であった事例について、簡易検査陽性とは別の個体が11月18日の遺伝子検査でH5亜型が検出された。国立研究開発法人国立環境研究所が遺伝子検査を実施。
  • 11月20日(家禽12例目)
  • 宮崎県新富町の家禽農場(採卵鶏約16万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。11月19日に死亡羽数が増加しているとの通報を受け、宮崎県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。11月20日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。11月22日に防疫処置が完了している。
  • 11月20日(家禽13例目)
  • 青森県横浜町の家禽農場(肉用鶏約12.2万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。11月19日に死亡羽数が増加しているとの通報を受け、青森県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。11月20日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。11月24日に防疫処置が完了している。
  • 同町内に疫学関連施設(1施設、約0.8万羽飼養)があり、11月21日に防疫処置が完了している。
  • 11月21日:家禽13例目の発生により、環境省は青森県横浜町の発生農場の周辺半径10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
  • 11月21日:北海道釧路市で11月20日回収された衰弱個体(タンチョウ1羽)の簡易検査結果が陽性であったと環境省が発表。回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
  • 11月21日:鹿児島県出水市での発生を受け、環境省は 11 月 17 日~ 19 日に野鳥緊急調査チームによる野鳥監視重点区域内での渡り鳥の飛来地等6か所の野鳥の生息状況調査等を実施。ナベヅルの異常個体が確認され、その他の野鳥の大量死等は確認されなかった。
  • 11月22日(家禽14例目)
  • 香川県観音寺市の家禽農場(肉用鶏約2.4万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。11月21日に死亡羽数が増加しているとの通報を受け、香川県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。11月22日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。11月26日に防疫処置が完了している。
  • 同市内に疫学関連施設(1農場、約0.9万羽飼養)あり、11月26日に防疫処置が完了している。
  • 11月22日:家禽10例目(鹿児島県出水市)、11例目(新潟県阿賀町)の遺伝子検査の結果が判明。何れもH5N1亜型の高病原性鳥インフルエンザ。動物衛生研究部門が確定検査を実施。
  • 11月22日(野鳥38例目)
  • 香川県丸亀市で11月15日に回収され簡易検査で陽性であった死亡個体(コウノトリ1羽)について、11月22日の遺伝子検査でH5亜型が検出された。国立研究開発法人国立環境研究所が遺伝子検査を実施。
  • 11月22日(野鳥39例目)
  • 兵庫県姫路市で11月16日に回収され簡易検査で陽性であった死亡個体(ハヤブサ1羽)について、11月22日の遺伝子検査でH5亜型が検出された。国立研究開発法人国立環境研究所が遺伝子検査を実施。
  • 11月23日(家禽15例目)
  • 香川県観音寺市の家禽農場(採卵鶏約1.4万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。11月22日に死亡羽数が増加しているとの通報を受け、香川県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。11月23日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。11月26日に防疫処置が完了している。
  • 同市内に疫学関連施設(2農場、合計約2万羽飼養)あり、11月26日に防疫処置が完了している。
  • 11月23日(家禽16例目)
  • 宮城県気仙沼市の家禽農場(肉用鶏約2.1万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。11月22日に死亡羽数が増加しているとの通報を受け、宮城県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。11月23日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。11月24日に防疫処置が完了している。
  • 11月24日(家禽17例目)
  • 鹿児島県出水市の家禽農場(採卵鶏約7万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。11月23日に死亡羽数が増加しているとの通報を受け、鹿児島県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。11月24日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。11月27日に防疫処置が完了している。
  • 同市内に疫学関連施設(1農場、約0.8万羽飼養)あり、11月27日に防疫処置が完了している。
  • 11月24日:家禽12例目(宮崎県新富町)の遺伝子検査の結果が判明。H5N1亜型の高病原性鳥インフルエンザ。動物衛生研究部門が確定検査を実施。
  • 11月25日:家禽1例目(岡山県)の発生で設定していた移動制限区域(発生施設から半径3km以内)を0時に解除。
  • 11月25日:家禽2例目(北海道厚真町)の発生で設定していた移動制限区域(発生施設から半径3km以内)を0時に解除。
  • 11月25日:北海道浦幌町で11月23日回収された死亡個体(オジロワシ1羽)の簡易検査結果が陽性であったと環境省が発表。回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
  • 11月25日(野鳥43例目)
  • 岩手県一関市で11月11日に回収され簡易検査で陽性であった死亡個体(オオハクチョウ1羽)について、11月25日の遺伝子検査でH5亜型が検出された。国立研究開発法人国立環境研究所が遺伝子検査を実施。
  • 11月25日:長崎県諫早市で11月25日回収された死亡個体(ナベヅル1羽)の簡易検査結果が陽性であったと環境省が発表。回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
  • 11月26日(家禽18例目)
  • 千葉県香取市の家禽農場(アイガモ約20羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。11月25日に死亡羽数が増加しているとの通報を受け、千葉県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。11月26日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。11月26日に防疫処置が完了している。
  • 11月26日:家禽18例目の発生により、環境省は千葉県香取市の発生農場の周辺半径10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
  • 11月26日:富山県射水市で11月26日回収された死亡個体(コハクチョウ1羽)の簡易検査結果が陽性であったと環境省が発表。回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
  • 11月27日(家禽19例目)
  • 鹿児島県出水市の家禽農場(採卵鶏約47万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。11月26日に死亡羽数が増加しているとの通報を受け、鹿児島県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。11月27日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。
  • 11月28日:家禽13例目(青森県横浜町)、14例目(香川県観音寺市)、15例目(香川県観音寺市)、16例目(宮城県気仙沼市)の遺伝子検査の結果が判明。何れもH5N1亜型の高病原性鳥インフルエンザ。動物衛生研究部門が確定検査を実施。
  • 11月28日(野鳥53例目)
  • 北海道釧路市で11月20日に回収され簡易検査で陽性であった衰弱個体(タンチョウ1羽)について、11月28日の遺伝子検査でH5亜型が検出された。国立研究開発法人国立環境研究所が遺伝子検査を実施。
  • 11月29日(家禽20例目)
  • 福島県伊達市の家禽農場(肉用鶏約1.7万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。11月28日に死亡羽数が増加しているとの通報を受け、福島県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。11月29日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。11月30日に防疫処置が完了している。
  • 11月29日:家禽17例目(鹿児島県出水市)の遺伝子検査の結果が判明。H5N1亜型の高病原性鳥インフルエンザ。動物衛生研究部門が確定検査を実施。
  • 11月29日:家禽20例目の発生により、環境省は福島県伊達市の発生農場の周辺半径10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
  • 11月30日(家禽21例目)
  • 和歌山県和歌山市の家禽農場(採卵鶏約4.6万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。11月29日に死亡羽数が増加しているとの通報を受け、和歌山県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。11月30日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。12月4日に防疫処置が完了している。
  • 11月30日:家禽18例目(千葉県香取市)、19例目(鹿児島県出水市の遺伝子検査の結果が判明。何れもH5N1亜型の高病原性鳥インフルエンザ。動物衛生研究部門が確定検査を実施。
  • 11月30日(野鳥67例目)
  • 北海道浦幌町で11月23日に回収され簡易検査で陽性であった死亡個体(オジロワシ1羽)について、11月30日の遺伝子検査でH5亜型が検出された。国立研究開発法人国立環境研究所が遺伝子検査を実施。
  • 11月30日(野鳥70例目)
  • 長崎県諫早市で11月25日に回収され簡易検査で陽性であった死亡個体(ナベヅル1羽)について、11月30日の遺伝子検査でH5亜型が検出された。国立研究開発法人国立環境研究所が遺伝子検査を実施。
  • 11月30日(野鳥71例目)
  • 富山県射水市で11月26日に回収され簡易検査で陽性であった死亡個体(コハクチョウ1羽)について、11月30日の遺伝子検査でH5亜型が検出された。国立研究開発法人国立環境研究所が遺伝子検査を実施。