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■動物愛護管理功労者表彰 楠原征治先生と大林清幸先生が表彰される

2022-09-30 13:32 | 前の記事 | 次の記事

表彰式が終わっての記念撮影。前列左より大林清幸先生、環境省 山田美樹 副大臣、楠原征治先生、後列左より動物愛護管理室 野村 環 室長、自然環境局 奥田直久 局長

動物愛護管理功労者の表彰式が、2022年9月29日、環境省内で行われた。環境省は動物愛護週間(9月20日~26日)行事の一環として、毎年、動物の愛護とその適正な管理の推進に関して顕著な功績のあった方に動物愛護管理功労者として環境大臣表彰を行っている。対面での表彰式が行われるのは2019年以来。

今回は前公益社団法人新潟県獣医師会会長理事の楠原征治先生と前社団法人北九州市獣医師会副会長の大林清幸先生が表彰された。

楠原征治先生は1970年の新潟大学勤務時より動物愛護への関心を持ち、現在のアニマルウェルフェアにつながる動物の環境管理学の研究・指導をされた。東日本大震災では発生後に設置された新潟県動物救済本部の副本部長として、被災動物飼育者への総合支援、支援活動の計画・調整等に尽力された。さらに「新潟県獣医師会東日本大震災避難者同伴動物救護対策本部」を設置し、本部長として獣医医療支援活動事業を統括された。

大林清幸先生は1975年3月に北九州市内に動物病院を開業。臨床獣医師として犬・猫の適正飼育の啓発・普及に努められてきた。北九州市獣医師会で14年間、副会長として、動物愛護デーの他、捨て犬・捨て猫防止キャンペーンなど、同会が行う動物の適正飼育の啓発・普及活動を推進されてきた。また現在、公益社団法人日本獣医師会の小動物臨床職域理事・小動物臨床部会長として、犬・猫のマイクロチップ装着事業を推進されている。