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2021年12月27日~2022年1月7日までの鳥インフルエンザに関わる動向をまとめた。(JVM NEWS「鳥インフルエンザの発生動向 2021年12月13日~12月27日」の続き)。
農林水産省サイト:https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/r3_hpai_kokunai.html
環境省サイト:https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/index.html
- 12月27日:埼玉県美里町の発生農場(家禽7例目)の清浄性を確認し、半径3~10km以内の区域に設定している搬出制限を10時に解除。
- 12月30日:環境省は野鳥7例目(鳥取県鳥取市)の発生で12月8日に設定した野鳥監視重点区域を0時に解除。
- 12月31日(家禽10例目):
- 愛媛県西条市の採卵鶏農場(約13万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。
- 12月30日に死亡羽数が増加しているとの通報を受け、愛媛県が立入検査を実施。簡易検査で陽性。12月31日に遺伝子検査を実施し疑似患畜と確認。
- 12月31日:家禽10例目の発生により、環境省は愛媛県西条市の発生農場の周辺半径10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
- 1月2日:埼玉県美里町の発生農場(家禽7例目)から半径3km以内の移動制限を0時に解除。
- 1月3日:広島県福山市の発生農場(家禽8例目)から半径3km以内の移動制限を0時に解除。
- 1月3日:環境省は家禽5例目(熊本県南関町)の発生で12月3日に設定した野鳥監視重点区域を0時に解除。
- 1月3日:環境省は家禽6例目(千葉県市川市)の発生で12月5日に設定した野鳥監視重点区域を0時に解除。
- 1月4日:青森県三戸町の発生農場(家禽9例目)の清浄性を確認し、半径3~10km以内の区域に設定している搬出制限を16時に解除。
- 1月4日(家禽11・12例目):
- 愛媛県西条市の採卵鶏農場(11例目は約8.3万羽飼養、12例目は約14.2万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。12例目には疫学関連農場が1農場あり(愛媛県今治市、約6,000羽飼養)。
- 国内10例目の移動制限区域内に位置する疫学的関連のある同県西条市の2農場から、死亡羽数が増加の通報を受け、立入検査を実施。簡易検査で陽性となり、疑似患畜と確認。
- 1月4日:家禽11・12例目の発生により、環境省は愛媛県西条市の両発生農場の周辺半径10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
- 1月5日:青森県三戸町の発生農場(家禽9例目)から半径3km以内の移動制限を0時に解除。
- 1月5日:家禽10例目(愛媛県西条市で12月31日に確認)がH5N1亜型と判明。動物衛生研究部門が遺伝子解析を実施。
- 1月5日:1月3日に愛媛県が実施した野鳥監視重点区域(家禽10例目で設定)内での調査結果を環境省が発表。野鳥の大量死等の異常は確認されなかった。
- 1月7日(野鳥10例目):
- 北海道苫前町で1月2日に回収された衰弱個体(オジロワシ1羽)の遺伝子検査結果が、H5亜型の陽性であったと環境省が発表。国立環境研究所が1月6日に検査を実施。回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。また、7日の確認検査で確定。