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■鳥インフルエンザの発生動向 2021年12月5日~12月12日

2021-12-24 19:49 | 前の記事 | 次の記事

12月5日~12月12日までの鳥インフルエンザに関わる動向をまとめた。

農林水産省サイト:https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/r3_hpai_kokunai.html

環境省サイト:https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/index.html

  • 12月6日:家禽5例目(熊本県南関町)の遺伝子検査の結果が判明。H5N1亜型の高病原性鳥インフルエンザ。動物衛生研究部門が確定検査を実施。
  • 12月6日:12月3~4日に熊本県が、12月3日に福岡県が実施した野鳥監視重点区域(熊本県南関町での家禽5例目で設定)内での調査結果を環境省が発表。野鳥の大量死等の異常は確認されなかった。
  • 12月6日:鹿児島県出水市で12月3日に回収され簡易検査が陰性であった死亡個体(マガモ1羽)の遺伝子検査結果が、陽性であったと環境省が発表。鹿児島大学が12月5日に検査を実施。回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
  • 12月6日(野鳥6例目):
  • 鹿児島大学が11月29日に鹿児島県出水市で採取した環境試料(水鳥の糞便が落ちているねぐら等の水)から、H5N8亜型が検出されたと環境省が発表。採取地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
  • 12月7日(家禽7例目):
  • 埼玉県美里町の採卵鶏農場(約1.7万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。
  • 12月6日に異常(まとまって死亡)がみられるとの通報を受け、埼玉県が立入検査を実施。簡易検査で陽性。12月7日に遺伝子検査を実施し疑似患畜と確認。
  • 現地調査報告:https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/attach/pdf/r3_hpai_kokunai-66.pdf
  • 12月7日:家禽7例目の発生により、環境省は埼玉県美里町の発生農場の周辺半径10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
  • 12月7日(家禽8例目):
  • 広島県福山市の採卵鶏農場(約3万羽を飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。
  • 12月6日に死亡羽数が増加しているとの通報を受け、立入検査を実施。簡易検査で陽性。12月7日に遺伝子検査を実施し疑似患畜と確認。
  • 現地調査報告:https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/attach/pdf/r3_hpai_kokunai-68.pdf
  • 12月7日:家禽8例目の発生により、環境省は広島県福山市の発生農場の周辺半径10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
  • 12月7日:家禽6例目(千葉県市川市)の遺伝子検査の結果が判明。H5N1亜型の高病原性鳥インフルエンザ。動物衛生研究部門が確定検査を実施。
  • 12月7日:12月5~6日に千葉県が実施した野鳥監視重点区域(家禽6例目で設定)内での調査結果を環境省が発表。野鳥の大量死等の異常は確認されなかった。
  • 12月7日:鹿児島県出水市で12月3日に遺伝子検査で陽性となった死亡個体(マガモ1羽)のウイルス分離検査の結果が陰性であったと環境省が発表。鹿児島大学が検査を実施。12月5日に指定した野鳥監視重点区域を解除。
  • 12月8日:鹿児島県出水市(家禽2、3例目)の発生農場から半径3km以内の移動制限を0時に解除。
  • 12月8日(野鳥7例目):
  • 鳥取県が12月1日に鳥取市で採取した環境試料(水鳥の糞便が落ちているねぐら等の水)から、H5N8亜型が検出されたと環境省が発表。採取地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。鳥取大学が検査を実施。
  • 12月8日:環境省は野鳥2例目(宮崎県宮崎市)の発生で11月16日に設定した野鳥監視重点区域を0時に解除。
  • 12月9日:家禽7例目(埼玉県美里町)の遺伝子検査の結果が判明。H5N1亜型の高病原性鳥インフルエンザ。動物衛生研究部門が確定検査を実施。
  • 12月9日:家禽8例目(広島県福山市)の遺伝子検査の結果が判明。H5N1亜型の高病原性鳥インフルエンザ。動物衛生研究部門が確定検査を実施。
  • 12月9日:12月8日に群馬県が実施した野鳥監視重点区域(埼玉県美里町での家禽7例目で設定)内での調査結果を環境省が発表。野鳥の大量死等の異常は確認されなかった。
  • 12月9日:12月8日に東京都が実施した野鳥監視重点区域(千葉県市川市での家禽6例目で設定)内での調査結果を環境省が発表。野鳥の大量死等の異常は確認されなかった。
  • 12月10日:鹿児島県出水市で回収された死亡個体(オナガガモ1羽)の簡易検査結果が陽性であったと環境省が発表。
  • 12月10日:12月8日に広島県が実施した野鳥監視重点区域(家禽8例目で設定)内での調査結果を環境省が発表。野鳥の大量死等の異常は確認されなかった。
  • 12月10日:12月9日に埼玉県が実施した野鳥監視重点区域(家禽7例目で設定)内での調査結果を環境省が発表。野鳥の大量死等の異常は確認されなかった。
  • 12月12日(家禽9例目):
  • 青森県三戸町の肉用種鶏農場(約7千羽を飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。
  • 12月11日に死亡羽数が増加してるとの通報を受け、青森県が立入検査を実施。簡易検査で陽性。12月12日に遺伝子検査を実施し疑似患畜と確認。
  • 現地調査報告:https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/attach/pdf/r3_hpai_kokunai-65.pdf
  • 12月12日:家禽9例目の発生により、環境省は青森県三戸町の発生農場の周辺半径10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
  • 12月12日:秋田県横手市(家禽1例目)の発生農場から半径3km以内の移動制限を0時に解除。