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11月22日~12月5日までの鳥インフルエンザに関わる動向をまとめた。
農林水産省サイト:https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/r3_hpai_kokunai.html
環境省サイト:https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/index.html
- 11月22日:11月19日に宮崎県が実施した野鳥監視重点区域(野鳥2例目で設定)内での調査結果を環境省が発表。野鳥の大量死等の異常は確認されなかった。
- 11月22日(野鳥3例目):
- 鹿児島県出水市で11月19日に回収され、11月21日に遺伝子検査でH5亜型陽性となった死亡個体(ナベヅル1羽)について、11月22日にH5N8亜型が検出されたと環境省が発表。鹿児島大学が検査を実施。
- 11月26日:11月24日に熊本県が実施した野鳥監視重点区域(鹿児島県出水市での野鳥3例目で設定)内での調査結果を環境省が発表。野鳥の大量死等の異常は確認されなかった。
- 11月29日(野鳥4、5例目):
- 鹿児島大学が11月22日に鹿児島県出水市で採取(2地点)した環境試料(水鳥の糞便が落ちているねぐら等の水)から、H5N8亜型が検出されたと環境省が発表。採取地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
- 11月29日:11月25~26日に派遣した野鳥緊急調査チームが実施した野鳥監視重点区域(家禽4例目で設定)内での調査結果を環境省が発表。野鳥の大量死等の異常は確認されなかった。
- 12月1日:秋田県横手市の発生農場(家禽1例目)の清浄性を確認し、半径3~10km以内の区域に設定している搬出制限を0時に解除。
- 12月2日:鹿児島県は出水市の発生農場(家禽2、3例目)の清浄性を確認し、半径3~10km以内の区域に設定している搬出制限を11時に解除。
- 12月3日:兵庫県姫路市の発生農場(家禽4例目)の清浄性を確認し、半径3~10km以内の区域に設定している搬出制限を0時に解除。
- 12月3日(家禽5例目):
- 熊本県南関町の肉用鶏農場(約6.7万羽を飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。
- 12月2日に死亡羽数が増加しているとの通報を受け、熊本県が立入検査を実施。簡易検査で陽性。12月3日に遺伝子検査を実施し疑似患畜と確認。
- 現地調査報告:https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/attach/pdf/r3_hpai_kokunai-56.pdf
- 12月3日:家禽5例目の発生により、環境省は熊本県南関町の発生農場の周辺半径10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
- 12月5日(家禽6例目):
- 千葉県市川市の宮内庁新浜鴨場〔約340羽のアヒル(アイガモ)を飼養〕で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。
- 12月4日に死亡やふらつき症状が見られるとの通報を受け、千葉県が立入検査を実施。簡易検査で陽性。5日に遺伝子検査を実施し疑似患畜と確認。
- 現地調査報告https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/attach/pdf/r3_hpai_kokunai-60.pdf
- 12月5日:家禽6例目の発生により、環境省は千葉県市川市の発生農場の周辺半径10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。