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■オーダーメイドのがん治療を「エアデックmini株式会社」設立

2021-03-16 12:08 | 前の記事 | 次の記事

エアデックmini株式会社」が、2021年2月22日、設立された。ペットの病理検査と3次元培養細胞を用いてオーダーメイドのがん治療に向けた研究開発を行う。オフィスは東京農工大学小金井キャンパス内となる。代表取締役には同社を設立した山本 晴先生が就任した。創業にあたりクラウドファンディングを行い(関連: JVM NEWS 2021-01-05 )、目標を超える資金を調達した。

同社の業務は抗がん剤感受性検査と病理組織検査。

  • 抗がん剤感受性検査(有料実証実験)
  • がん細胞の3次元培養技術を用いて、摘出したがんの組織や尿などから抗がん剤の感受性を評価する検査。この検査によって、実際に抗がん剤を投与して治療を始める前に効果を判定し、オーダーメイドのがん治療を行うことができる。猫の乳腺がんや犬の泌尿器がんなど悪性上皮性腫瘍(癌)が対象となる。
  • 病理組織検査
  • 対象は犬、猫、ウサギ、モルモット、ハムスター。
  • 〒184-0012
  • 東京都小金井市中町2-24-16 研究推進センター1301室
  • Tel 042-388-7765
  • Fax 042-367-5769
  • E-mail mini(アットマーク)airdec.jp