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■みずほ福祉助成財団が介助犬広報活動車両導入に助成

2021-03-08 15:37 | 前の記事 | 次の記事

導入された車両

社会福祉法人日本介助犬協会は、2021年2月18日、障害児者の方々の福祉向上に寄与する活動に取り組む公益財団法人みずほ福祉助成財団が2020年度社会福祉助成事業の一環で、同協会に広報活動用車両の導入費用の助成を行ったと発表した。

同協会では全国各地でイベントや講演会に参加し、介助犬の必要性を広めるための広報啓発活動に努めている。身体障害者補助犬法のもと、介助犬は公共交通機関を利用することが認められているが、広報啓発活動に職員と同伴し介助犬デモンストレーションで介助動作を披露するための「PR犬」は公共交通機関の利用ができず、遠方の講演でも職員が車両を使って出向く。コロナ禍以前は年間約300件のイベント・講演活動を行っており、その活動を支える車両は極めて重要なツールとなっている。

介助犬1頭あたりの育成費用は240万~300万円と言われ、その9割以上が一般の団体・個人からの寄附・募金・チャリティーグッズの売り上げで賄われており、収入源は不安定。同協会は各種助成金に対してアプローチを行っており、みずほ福祉助成財団より初めての助成金を受けることとなった。