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アニコム ホールディングス株式会社は、2021年2月5日、学習済モデルを用いてペットの顔写真から病気を予測する疾患予測システムと疾患予測方法について、世界初(同社調査)となる特許(特許第6734457号)を日本で取得したと発表した(https://www.anicom.co.jp/release/2020/200205.html)。
この特許は、AI(人工知能)技術を用いることで、ペットの顔写真のみから一定期間内に眼や耳、皮膚疾患といった病気にかかるか否かの予測ができるというもの。
実績の1例としてトイ・プードルの顔写真を用いて1年以内に眼科疾患を発症するか否かの予測を行い、約70%の精度で疾患の有無を正しく回答することができたとしている。
同社は「今後こうした技術を活用することで、品種や年齢といった大枠での情報だけでなく、より細分化された、それぞれの個体に応じた病気のリスクも予測できることから、当社グループにおいては、本特許を活用し、新サービスの提供など従来以上に One to One の『予防』の実現を目指してまいります。」とコメントしている。