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獣医学術学会年次大会では獣医学術賞の発表と表彰が行われた。この賞は1987年に開始されたもので、日本ハム株式会社、共立製薬株式会社、日本全薬工業株式会社の3社が副賞の提供を行っている。
受賞者と受賞テーマは以下の通り。
§産業動物部門
- 奨励賞「毛包を用いた免疫ペルオキシダーゼ法による牛ウイルス性下痢ウイルス持続感染牛の簡易検出法」
- 福成和博先生(岩手県中央家畜保健衛生所)ほか
- 学会賞「次世代シークエンサーを用いた豚腸内細菌叢の16SrRNAメタゲノム解析」
- 藤井勇紀先生(茨城県県北家畜保健衛生所)ほか
- 功労賞「牛の生産衛生向上とその技術普及に関する臨床疫学的研究」
- 酒井健夫先生(日本大学名誉教授)
§小動物部門
- 奨励賞「一般動物病院におけるセキセイインコのマクロラブダス症の臨床疫学調査」
- 平野郷子先生(千葉市・グリーン鳥の病院)ほか
- 学会賞「犬の膀胱移行上皮癌に対して膀胱全摘出後に尿管を尿道/包皮/腟/腹壁乳頭に吻合した31症例(1998~2018年)」
- 廉澤 剛先生(酪農学園大学)ほか
- 功労賞「獣医臨床における外科手術及び腎泌尿器疾患の診断・治療に関する研究」
- 大橋文人先生(大阪府立大学名誉教授)
- 奨励賞「養豚場における食肉検査結果の決定要因の主成分分析による解析法」
- 足立泰基先生(北海道八雲食肉衛生検査所) ほか
- 学会賞「困難を抱える子どもへの動物介在活動による支援事業-長野県動物愛護センターの取り組み-」
- 浦野絵梨先生(長野県動物愛護センター「ハローアニマル」)ほか
- 功労賞「食品由来感染症における病原細菌学を中心としたわが国の食の安全確保」
- 山本茂貴先生(元 国立医薬品食品衛生研究所食品衛生管理部長)
§公衆衛生部門
写真は左より平野郷子先生、福成和博先生、藤井勇紀先生、酒井健夫先生、プレゼンターを務めた藏内勇夫先生(公益社団法人日本獣医師会会長)、審査委員長の佐藤れえ子先生(岩手大学)、廉澤 剛先生、大橋文人先生(大橋先生欠席のため代理の公益社団法人大阪府獣医師会会長の佐伯 潤先生)、足立泰基先生、浦野絵梨先生(長野県動物愛護センター) 、山本茂貴先生、日本全薬工業株式会社の黒田英一郎 常務取締役、日本ハム株式会社中央研究所 村上 博 所長、共立製薬株式会社 岩ヶ根浩章 執行役員。