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■改正動物愛護法の運用に向けて検討が進む

2020-01-31 11:41 | 前の記事 | 次の記事

環境省では、2020年1月23日、同省内会議室で中央環境審議会動物愛護部会(第55回)を行った。この会議は公開で行われているが、毎回、多くの方が傍聴に詰めかけている。

2019年6月に「動物の愛護及び管理に関する法律の一部を改正する法律」が成立、公布された後、その法の運営を取り決める施行規則の等の内容を検討していくために、動物愛護部会が5回にわたり行われてきた。今回の5回目の会議では、1年以内に施行すべき「改正動物愛護管理法の施行に伴う施行規則改正省令等」の最終的な討議が行われた。同省令等は2020年2月中に公布される(バブリックコメントの結果はhttps://www.env.go.jp/press/107636.html)。

またもう一つの議題として「改正動物愛護管理基本方針」の素案が提示され、検討された。この基本方針に沿って、各都道府県は2021年4月1日から2031年3月31日の10年間の「動物愛護管理推進計画」を策定することになる。

基本方針案は現在パブリックコメントとして意見募集されており(https://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=195190091&Mode=0)、それらの意見を踏まえて、3月25日に予定されている第56回動物愛護部会で最終討議が行われ、4月に公布される。

第55回動物愛護部会の配布資料は同省WEBページ(https://www.env.go.jp/council/14animal/55_1.html)に掲載されている。