HOME >> JVM NEWS 一覧 >> 個別記事
公益社団法人日本獣医師会が行っている「アジア地域臨床獣医師等総合研修事業」の報告が第76回通常総会において行われた。
同事業は公益財団法人全国競馬・畜産振興会の助成を受けて、アジア諸国で家畜の診療・防疫業務に従事する獣医師を日本に招聘し、大学や研究機関で知識、技術を含めた臨床業務等を学んでもらうというもの。これにより日本への越境性感染症の侵入防止を図ることもねらいの1つ。日本獣医師会は、受け入れに当たってのマッチングや支援など事業の運営を行っている。
平成30年度に第1期の受け入れを行った。その内容は以下の通り(左が受け入れ機関、右が研修生の出身地)。
- 北海道大学:フィリピン1名
- 岩手大学:ベトナム1名
- 東京大学:韓国1名
- 東京農工大学:中国1名
- 山口大学:インドネシア1名
- 宮崎大学:タイ1名
- 大阪府立大学:スリランカ1名
- 酪農学園大学:台湾1名
- 日本大学:モンゴル1名
- 麻布大学:ミャンマー1名
第2期目の今年度は以下の予定。
- 北海道大学:中国1名
- 帯広畜産大学:韓国1名
- 岩手大学:タイ1名
- 東京大学:ネパール1名
- 東京農工大学:ミャンマー1名
- 山口大学:スリランカ1名、インドネシア1名
- 宮崎大学:タイ1名、バングラディッシュ1名
- 鹿児島大学:スリランカ1名
- 大阪府立大学:台湾1名
- 酪農学園大学:フィリピン1名
- 北里大学:ベトナム1名
- 日本大学:キルギス1名
- 麻布大学:モンゴル1名
- 農研機構動物衛生部門:キルギス1名