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農林水産省動物衛生課は、4月25日に行われた家畜衛生主任者会議で、2019年度事業の「戦略的監視・診断体制整備推進事業委託費」について説明を行った。同委託費は、8,800万円の予算で、この4月から義務化された家畜保健衛生所の試験の精度管理などに対して使われる。
家畜保健衛生所(168か所)の検査技術、検査精度をさらに向上させる取り組みとして、外部精度管理調査機関が設置される。
動物衛生課が決める調査項目に従って、外部機関は、外部精度管理調査の計画、調査試料の作成と配布、結果判定・解析、改善指導などを行い、家畜保健衛生所は、配布された試料で検査を行うことになる。いわば検査体制が試されることになる。
また全国の家畜衛生保健所を対象とした精度管理に関する講習会も実施される。
この事業はまずは2年間行われる。