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■検疫探知犬の配置が増える

2019-05-10 18:46 | 前の記事 | 次の記事

検疫探知犬イメージキャラクター「クンくん」(動物検疫所ホームページより)

 動物検疫所は、家畜衛生主任者会議において、検疫探知犬の増頭や配置場所の増加について説明を行った。フロアー側からは実際にどのように働いているか質問が出るなど関心が高かった。

 検疫探知犬の数は、この春に4頭増え現在33頭。動物検疫所では40頭体制を目指しており、今年度の早いうちに増頭の予定。検疫探知犬は主な国際空港に配置され、また通常配置されてはいない国際空港にも出張している。

 1頭は1日4~5便を担当し、週休2日。これまで集積したデータから検査する便をピックアップし、より効果的になるように検査体制がとられている。特に検査が強化されているのは、中国、ベトナム、モンゴル、カンボジアからの直行便。これら直行便は週に約1,250便ある。

 国際郵便物の検査にも検疫探知犬が活躍している。従来は川崎東郵便局のみの配置であったが、現在は中部国際郵便局、大阪国際郵便局、新福岡郵便局でも働いている。