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■JAC環境動物保護財団の助成先決定

2026-07-28 16:56 掲載 | 前の記事 | 次の記事

公益財団法人JAC環境動物保護財団は、2026年6月29日、2026年度の助成先を発表した(参照:JAC環境動物保護財団「ニュースリリース」)。

同財団は、「希少な野生動物の保全」と「動物福祉の向上」を目的とした活動団体を対象に公募を行い、活動費の一部を助成している。

2026年度の助成対象の活動分野は、(1)伴侶動物、(2)馬、(3)産業動物、(4)動物園・水族館、(5)野生動物の5分野。日本全国の180団体から応募があり(応募期間2026年2月2日~4月10日)、専門家による選考委員会での審査を経て、131団体への助成を決めた。助成金の総額は1億4,668万円。

獣医系大学や動物病院の活動も選ばれている。

活動分野ごとの助成先例を紹介する。

§伴侶動物分野

54件のうちの助成額が100万円以上の13例。

  • 非営利型一般社団法人ねこたまご
  • 助成金額1,000,000円
  • 多頭飼育崩壊現場における緊急介入とシニア猫の保護
  • NPO法人猫と人を繋ぐツキネコ北海道
  • 助成金額1,200,000円
  • 保護猫の安全と健康を守るためのシェルター環境改善および多頭飼育崩壊医療支援事業
  • 認定NPO法人TSUBASA
  • 助成金額1,000,000円
  • 飼い鳥(インコ/オウム/フィンチ)の保護・飼養・新しい家庭との縁組
  • 木曽ネコ会
  • 助成金額1,000,000円
  • 保護猫との出会いの場と適正飼育モデルを示す地域拠点整備・改修工事事業
  • NPO法人Animal3rdEyes
  • 助成金額1,200,000円
  • 譲渡困難(通年の介護や医療ケアを必要とする)な保護猫が暮らすシェルター医療の安定化
  • NPO法人フリースクールゆきレオ&保護猫施設ゆきレオ保育園
  • 助成金額1,500,000円
  • 猫エイズキャリア猫が自由に過ごし、正しい理解と譲渡に繋げる啓発型猫カフェ開設プロジェクト
  • 特定非営利活動法人りぐこうべ兵庫
  • 助成金額1,000,000円
  • 鳥の緊急保護に応える受け皿となる飼い鳥の保護施設の確立/関西初・飼い鳥の緊急保護受入体制整備プロジェクト
  • 一般社団法人猫と紡ぐ
  • 助成金額1,500,000円
  • 保護猫シェルターの外壁を修繕しシェルター内の保護猫たちの安全を確保し譲渡の推進も図る
  • 特定非営利活動法人 西日本アニマルアシスト
  • 助成金額1,000,000円
  • 地域猫医療支援事業
  • 特定非営利活動法人ケダマの会
  • 助成金額1,000,000円
  • ケダマの会シェルターにおける保護犬と保護猫たちの医療及び環境の質向上プロジェクト
  • ミモザ動物病院
  • 助成金額1,163,000円
  • 譲渡の難しい保護犬を適切な外科処置により新しい飼い主に届けたい
  • 屋久島やくねこ共生プロジェクト(任意団体)
  • 助成金額1,500,000円
  • 世界自然遺産・屋久島の生態系保全と動物福祉を両立する「島外搬送・広域連携」モデル構築事業
  • 石垣島しっぽの会
  • 助成金額1,000,000円
  • 無料犬猫避妊去勢手術

§馬分野

27件のうち助成額が200万円以上の5例。

  • Stable Happy Voyage
  • 助成金額2,200,000円
  • 第2厩舎のバリアフリー化(段差がある厩舎を、バリアフリーの高齢馬が過ごしやすい厩舎に)
  • 株式会社禅 ゼンライディングクラブ
  • 助成金額2,000,000円
  • 引退競走馬等のための持続可能な放牧地整備プロジェクト
  • 特定非営利活動法人相馬救援隊
  • 助成金額3,000,000円
  • 人と馬と自然との共生を目指した施設の整備
  • NPO法人立山町馬術協会シャイニング・ステーブル
  • 助成金額2,490,000円
  • 養老馬の住みやすい厩舎作り
  • 特定非営利活動法人あしずりダディー牧場命の会
  • 助成金額3,000,000円
  • 西日対策工事

§産業動物分野

17件のうち助成額が200万円以上の6例。

  • 平石牧場
  • 助成金額2,200,000円
  • 放牧地から耕作放棄地へ橋を架け耕作放棄地を有効活用する/放牧地に橋を架ける
  • ファームあるむ
  • 助成金額2,240,000円
  • 平飼い鶏舎の新築
  • 芝山牧場
  • 助成金額2,000,000円
  • 有機生産による乾草を基軸とする低投入循環型(LISA)放牧酪農の持続
  • ペアツリーファーム
  • 助成金額2,583,000円
  • 地域草資源を活用したサイレージ作りによる冬季飼料の自給化プロジェクト
  • Sanagi Shokudo
  • 助成金額2,658,000円
  • 鶏の放飼場・害獣防止柵の設置および堆肥場の設置
  • 株式会社 長岡ピーズファクトリー
  • 助成金額2,135,600円
  • 自家配合飼料の製造体制整備と母豚放牧の開始による循環型養豚の推進プロジェクト

§動物園・水族館分野

9件のうち助成額が300万円以上の4例。

  • 静岡市立日本平動物園
  • 助成金額3,000,000円
  • 穴掘り可能なツチブタ舎の整備~ツチブタをツチブタらしく飼うために~
  • 岡崎市東公園動物園
  • 助成金額3,300,000円
  • 岡崎市東公園動物園ニホンザル運動場の暑熱改善と土壌導入による環境エンリッチメント推進プロジェクト
  • 一般財団法人沖縄美ら島財団
  • 助成金額3,947,000円
  • 世界自然遺産やんばる地域の希少両生爬虫類の保全・普及啓発拠点の整備
  • 公益財団法人沖縄こどもの国
  • 助成金額3,053,000円
  • 沖縄の傷病鳥獣展示を通じた野生動物保護の普及啓発

§野生動物分野

24件のうち助成額が120万円以上の10例。

  • 北海道大学One Healthリサーチセンター
  • 助成金額2,400,000円
  • HOT-WIRE: 野生動物における死因の迅速原因究明体制の構築と高度化
  • 北海道大学大学院獣医学研究院微生物学教室
  • 助成金額1,220,000円
  • 予防的ワクチン接種により高病原性鳥インフルエンザウイルスから希少鳥を守る~保護飼育野鳥のためのワクチンプロトコールの樹立~
  • 一般社団法人小笠原ホエールウォッチング協会
  • 助成金額2,000,000円
  • 市民参加によるミナミハンドウイルカの継続的な保全体制の強化に向けた個体識別AIの開発
  • 御蔵島のオオミズナギドリを守りたい有志の会
  • 助成金額2,000,000円
  • 御蔵島野生化猫捕獲プロジェクト
  • 特定非営利活動法人NRDAアジア
  • 助成金額1,252,000円
  • アビ類救護技術の体系化と次世代継承システムの確立
  • NPO法人徳之島虹の会
  • 助成金額2,660,000円
  • 世界自然遺産の島の「アマミノクロウサギ」などのロードキル防止のための“システム”導入(実証実験)と、看板や冊子等を活用した普及啓発活動
  • 大東諸島生物相研究グループ
  • 助成金額3,000,000円
  • 海洋島大東諸島に生息する国内希少種ダイトウオオコウモリの保全-個体数動態調査及び感電事故の要因解明と対策
  • 公益財団法人山階鳥類研究所
  • 助成金額2,000,000円
  • ヤンバルクイナ保全のための生態研究と追跡手法の開発
  • 琉球大学大学院理工学研究科富永篤研究室
  • 助成金額1,400,000円
  • 琉球列島の絶滅危惧両生類の孤立個体群、回復した分布域の個体群の遺伝的多様性の実態解明
  • 特定非営利活動法人どうぶつたちの病院 沖縄
  • 助成金額1,000,000円
  • 沖縄の動物医療過疎地に動物医療を届けるプロジェクト(One Welfare実現のために)