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■「農林水産・食料分野における微生物活用技術の研究開発」の報告書を公表 生研支援センター

2026-05-13 19:29 掲載 | 前の記事 | 次の記事

農研機構生物系特定産業技術研究支援センター(生研支援センター)は、2026年4月14日、令和7年度の研究開発構想として、「農林水産・食料分野における微生物活用技術の研究開発」に関する報告書を公表した(生研支援センター「プレスリリース」)。

生研支援センターでは、毎年度、農林水産・食品分野の重要課題をテーマとして設定し、国内外の研究開発の動向等を情報収集・分析した上で、今後必要と考えられる研究開発の方向性を示す報告書(研究開発構想)を作成公表している。

今回の報告書では、農林水産・食料分野における微生物の用途の観点から、対象技術として以下のようにまとめられた。

・微生物を活用した農林水産業の生産性向上に資する技術開発

  • 1)「肥料・農薬・バイオスティミュラント・人工土壌の生産技術開発」
  • 窒素固定、病害対策、化学肥料・農薬削減に資する微生物の活用 等
  • 2)「飼料・餌料等(添加物を含む)の生産技術開発」
  • 微生物・微生物由来物質の機能活用、温室効果ガス資化等の新規微生物活用、未利用バイオマス活用、糞尿処理、養殖システムにおける微生物活用、その他発酵技術の活用 等

・微生物を活用した食料生産技術開発(健康に資する食品を含む)

  • 1)「伝統発酵による高付加価値食料生産技術開発」
  • 味噌、醤油、日本酒、納豆、漬物、パン、ヨーグルト、チーズなどの伝統発酵に関する生産技術及び改良された生産技術(麹菌、酵母、納豆菌、乳酸菌等の微生物の活用) 等
  • 2)「微生物による食料生産技術開発(伝統発酵以外)」
  • 精密発酵、バイオマス発酵、単細胞タンパク質(SCP)生産、微細藻類利用等の伝統発酵以外の技術 等

・「微生物を産業として活用することに資する研究開発」

  • 探索・育種、デジタルツイン・AI最適化、AIスケールアップ制御 等