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■米国専門医になるための支援の奨学基金活動休止 JFVSS第4期生の東先生の就職先の公募

2025-12-09 17:12 掲載 | 前の記事 | 次の記事

「獣医学専門医を養成するあしなが基金」を称している日本獣医学専門医奨学基金(JFVSS)が、活動を終了すると発表した。

同基金は、若手獣医師が米国コロラド州立大学獣医学部に留学し専門医となることを支援してきた。選ばれた獣医師は、大学院2年、レジテント課程3年の5年間の支援を受け、帰国後、知識、技術を日本の獣医療に還元するというもの。

代表理事を務める小林哲也先生(日本小動物がんセンター センター長)が中心となって2011年に設立され、スポンサーの支援を受け運営されていた。

今までに第1期~第4期の4名を選考し、第1期~第3期の3名、佐藤雅彦先生(米国獣医内科専門医、どうぶつ総合病院 専門医療&救急センター)、徳永 暁先生(米国獣医外科専門医、JASMINEどうぶつ総合医療センター)、福島建次郎先生(米国獣医内科専門医、どうぶつ総合病院 専門医療&救急センター)は国内で活躍している。

第4期目の東 一志先生は現在レジデントコース最終学年に在籍しており、東先生の帰国をもってJFVSSは活動を一旦休止する。

東 一志先生は、2027年2月に米国獣医外科専門医試験を受験予定であるが、2026年春ごろからの国内勤務を希望している。JFVSSでは、就職先を公募している。申請期限は2026年1月10日で、所定の申請書がある。詳細はJFVSSまで。

  • 問合せ:一般社団法人日本獣医学専門医奨学基金(JFVSS)
  • E-mail info(アットマーク)jfvss.jp