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■食品健康影響評価 動物用医薬品「ケトフィス」と「フォーセリス注射液」

2025-07-25 12:18 掲載 | 前の記事 | 次の記事

内閣府食品安全委員会は、2025年7月23日、動物用医薬品ケトプロフェンを有効成分とする牛の注射剤(ケトフィス)」と「グレプトフェロン及びトルトラズリルを有効成分とする豚の注射剤(フォーセリス注射液)」に係る食品健康影響評価を公表した。

「ケトフィス」「フォーセリス注射液」共に、適切に使用されれば、食品を通じて人の健康に影響を与える可能性は無視できる程度との判断。

「ケトフィス」は、牛の呼吸器病における解熱に用いられる。ゾエティス・ジャパン株式会社より同製剤の製造販売承認申請がなされたことに伴い、農林水産省から承認に係る食品健康影響評価が要請され、今回の評価が下された。

「フォーセリス注射液」は、子豚のCystoisospora suisによるコクシジウム症の発症防止、オーシスト排泄の減少、鉄欠乏性貧血の予防に用いられる。セバ・ジャパン株式会社より同製剤の製造販売承認申請がなされたことに伴い、農林水産省から承認に係る食品健康影響評価が要請され、今回の評価が下された。