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農林水産省は、2025年7月11日、日本産牛肉の中国向け輸出再開の前提となる日中動物衛生検疫協定が発効したと発表した(参照:農林水産省「プレスリリース」)。
日本政府は、中国政府から「動物の衛生及び検疫における協力に関する日本国政府と中華人民共和国政府との間の協定」(日中動物衛生検疫協定)の効力発生のために必要とされる同国の国内手続きの完了についての通告を7月11日に受領し、協定は同日発効した。
同協定は、国境を越える動物疾病の管理における両国の協力強化を通じて、動物および動物由来の製品の安全な取引を促進することを目的としている。
同協定が日本産牛肉の対中輸出再開の前提となるものであり、今後、中国政府との間で関連の食品安全や放射性物質検査を含めた協議が行われる。