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■生産者も受講可「中央畜産技術研修会」令和7年度研修実施中

2025-07-10 18:22 掲載 | 前の記事 | 次の記事

農林水産省畜産局は、独立行政法人家畜改良センター本所(福島県西白河郡西郷村)にある中央畜産研修施設で、畜産に関する高度な知識の習得、指導力の向上を目的とする中央畜産技術研修会を実施している。

受講対象は、国・都道府県等の職員、農業に従事している方や従事しようとしている方。

「令和7年度研修」は2025年5月~2026年2月に21講座が計画されている。現在、以下の2講座の開催通知がWebサイト「家畜生産・畜産環境等」に掲載されている。

§06-畜産環境保全(耕畜連携、堆肥利用促進)

  • 期日:2025年9月24日(水)~9月26日(金)
  • 受講者数:20名程度
  • 申込み期限:8月6日(水)
  • 内容:
    • 畜産環境をめぐる情勢
    • 車谷泰子(農林水産省畜産局畜産振興課)
    • 耕畜連携における堆肥利用の経済性と組織対応
    • 清水ゆかり(農研機構中日本農業研究センター)
    • 肥料の品質の確保等に関する法律の概要について
    • 阿部 進(農林水産省消費・安全局農産安全管理課)
    • 家畜ふん堆肥の施用法と肥料原料化について
    • 荒川祐介(農研機構九州沖縄農業研究センター)
    • 野菜作における堆肥施用のポイント
    • 竹本 稔(神奈川県農業技術センター)
    • 総合討論「耕種農家での堆肥利用をどうすすめるか」
    • 鈴木一好(一般財団法人畜産環境整備機構)
    • 竹本 稔(神奈川県農業技術センター)
    • 山路 敬(農林水産省畜産局畜産振興課)
    • 地域における堆肥の循環利用の促進
    • 猪股敏郎(一般財団法人日本土壌協会)
    • 利用者ニーズを意識した堆肥生産・流通のあり方
    • 三嶋大介(アーセック・バイオエナジー株式会社)
    • 水田作における堆肥施用の基本と現場利用
    • 石橋英二(前 全国農業協同組合連合会岡山県本部)

§07-畜産物安全行政

  • 期日:2025年9月30日(火)~10月3日(金)
  • 受講者数:40名程度
  • 申込み期限:8月6日(水)
  • 内容:
    • リスク管理とは
    • 今村彩貴(農林水産省消費・安全局食品安全政策課)
    • リスクコミュニケーションの推進について
    • 渡邊琢也(農林水産省消費・安全局食品安全政策課)
    • 食品安全委員会におけるリスク評価について
    • 下平浩己(内閣府 食品安全委員会事務局)
    • 畜産物の安全性確保を目指す生産衛生の推進
    • 伊藤琢也(日本大学)
    • 人畜共通伝染病の動向とリスク評価について
    • 鈴木道雄(国立健康危機管理研究機構国立感染症研究所)
    • 東京食肉市場における食の安全・安心への取り組みについて
    • 白田孝一(東京食肉市場株式会社総務部)
    • 安全な食品とは
    • 小林秀誉(農林水産省消費・安全局食品安全政策課)
    • 危機管理とは
    • 小林秀誉(農林水産省消費・安全局食品安全政策課)
    • 食品の表示について
    • 松田謙一郎(消費者庁食品表示課)
    • 生産段階における畜産物の安全確保について
    • 塩田知恵子(農林水産省消費・安全局畜水産安全管理課)
    • 牛トレーサビリティ制度について
    • 渡邊弘樹(農林水産省消費・安全局 畜水産安全管理課)
    • 飼料のリスク管理について
    • 永原貴子(農林水産省消費・安全局 畜水産安全管理課)
    • 動物用医薬品のリスク管理について
    • 保坂 綾(農林水産省消費・安全局 畜水産安全管理課)
    • 大規模な放射能汚染を踏まえた畜産生産技術について
    • 山田大吾(農研機構畜産研究部門)
    • JGAPの状況について
    • 森川昇治(農林水産省畜産局畜産振興課)
    • 生産段階における HACCP 方式を活用した衛生管理について
    • 千葉 純子(農林水産省消費・安全局動物衛生課)

令和7年度中央畜産技術研修会の各回の分野・テーマと日程は次の通り。

  • 01-畜産行政(総合)「畜産行政推進の基礎知識のために」
  • 5月27(火)~5月29日(木)
  • 02-新任畜産技術職員(1)(基礎)「畜産技術者としての基礎知識のために」
  • 6月3日(火)~6月5日(金)
  • 03-肉用牛生産技術指導者養成(1)(専門)「効率的生産技術の指導者育成確保のために」
  • 6月9日(月)~6月13日(金)
  • 04-放牧(専門)「放牧の推進のために」
  • 6月24日(火)~6月27日(金)
  • 05-新任畜産技術職員(2)(基礎)「畜産技術者としての基礎知識のために」
  • 7月1日(火)~7月3日(木)
  • 06-畜産環境保全(耕畜連携、堆肥利用促進)(専門)「堆肥施用コーディネーターの養成のために」
  • 9月24日(水)~9月26日(金)
  • 07-畜産物安全行政(総合)「畜産物の安全確保と消費者の信頼確保等に関する取組みの理解のために」
  • 9月30日(火)~10月3日(金)
  • 08-肉用牛生産技術指導者養成(2)(専門)「効率的生産技術の指導者育成確保のために」
  • 10月6日(月)~10月10日(金)
  • 09-新任畜産技術職員(3)(基礎)「畜産技術者としての基礎知識のために」
  • 10月15日(水)~10月17日(金)
  • 10-養豚(基礎)「養豚を取り巻く諸状況の認識のために」
  • 10月21日(火)~10月23日(木)
  • 11-新規就農指導員養成(基礎)「新規就農を総合的にサポートできる指導者養成のために」
  • 10月28日(火)~10月31日(金)
  • 12-酪農(基礎)「酪農を取り巻く諸状況の認識のために」
  • 11月10日(月)~11月14日(金)
  • 13-畜産新技術(総合)「繁殖技術の向上及び畜産関係新技術に係る諸状況の認識のために」
  • 11月18日(火)~11月21日(金)
  • 14-流通飼料(専門)「飼料を取り巻く諸状況の認識及び食品残さの飼料化を推進するために」
  • 11月25日(火)~11月28日(金)
  • 15-畜産環境保全(堆肥化処理、利用技術)(専門)「畜産環境を取り巻く諸状況の認識のために」
  • 12月1日(月)~12月5日(金)
  • 16-国産飼料(専門)「国産飼料を取り巻く諸状況の認識のために」
  • 12月9日(火)~12月12日(金)
  • 17-肉用牛(基礎)「肉用牛を取り巻く諸状況の認識のために」
  • 12月16日(火)~12月19日(金)
  • 18-畜産環境保全(臭気対策技術)(専門)「畜産環境を取り巻く諸状況の認識のために」
  • 2026年1月13日(火)~1月15日(木)
  • 19-畜産統計処理(基礎)「畜産統計処理の修得のために」
  • 1月26日(月)~1月30日(金)
  • 20-食肉流通(専門)「食肉流通を取り巻く諸状況の認識のために」
  • 2月3日(火)~2月6日(金)
  • 21-畜産環境保全(畜舎汚水処理技術)(専門)「畜産環境を取り巻く諸状況の認識のために」
  • 2月16日(月)~2月20日(金)