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環境省は、2025年6月25日、6月17日に死体で回収されたオジロワシの死因が、高病原性鳥インフルエンザによるものだと発表した。
6月10日24時にすべての野鳥監視重点区域が解除され、対応レベルが発生のない平常時の1となっていたが、再び「対応レベル2」に引き上げられた。
オジロワシの死体は北海道釧路市で6月17日に回収され、同日の遺伝子検査でA型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が確認されたことで、回収地点の周辺10 km圏内が野鳥監視重点区域に指定された。
国立研究開発法人国立環境研究所の病原性検査で、6月25日に高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5亜型)が検出され確定した。野鳥の高病原性鳥インフルエンザの今シーズン227例目の確認事例となる。