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農研機構生物系特定産業技術研究支援センター(生研支援センター)は、2025年6月5日、「スマート農業技術の開発・供給に関する事業」を実施するための委託研究課題の公募を開始した。
同事業は、「スマート農業技術活用促進法」に基づくスマート農業技術の開発・供給を促進するために国が措置した予算事業を基に生研支援センターが執行する委託事業。それぞれの予算事業の趣旨を踏まえて、技術の開発および供給を迅速かつ強力に推進するため、様々な関係者が実施するスマート農業技術に係る研究開発の取り組みを支援するもの。
公募をする研究の内容(令和7年度当初予算):「重点課題対応型研究開発(民間事業者対応型)」
畜産分野では、以下の技術が指定されている。
- 飼養管理
- 画像センシング機による発情・疾病・分娩監視技術、個体ごとの採食の簡易な計測が可能な自動給餌機(全般)、牛舎内の自動洗浄ロボット
- 搾乳
- 画像センシング機による発情・疾病・分娩監視技術、高度な個体管理が可能な搾乳ロボット、様々な種類の乳器に対応する安価な搾乳ロボット
- 研究期間:3年以内(2028年3月末まで)
- 委託費(上限額):1.5億円/年
- 公募期間:6月5日(木)~6月30日(月)12:00
- 詳細:https://www.naro.go.jp/laboratory/brain/smart-nogyo/offering/koubo/2025.html