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■療法食の適正使用を推進する広報活動を展開 一般財団法人獣医療法食評価センター

2025-04-11 18:00 掲載 | 前の記事 | 次の記事

院内掲示用ポスター

一般財団法人獣医療法食評価センターは、2025年3月21日に定時評議員会を開催し、新たな評議員を迎えた第7期の主な活動を報告した。

  • 市販療法食の「評価登録制度」では、8製品が追加され、登録製品は制度開始時の135から160製品に拡大した。新規1社が加わり同制度を利用する事業者は5社になった。
  • 療法食の適正使用を犬・猫の飼育者に啓発する広報事業(院内掲示用ポスター12,990枚を全国の動物病院に配布)を2023年9月より実施し、後援の環境省に1年間の活動が無事終了したことを報告した。
  • 日本臨床獣学フォーラム第26回年次大会(2024年9月21日~22日)に展示ブースを出展し、食事療法指導の支援ツールである動物病院専用アプリ「犬猫の食事療法サポート」を紹介し、そのダウンロード数が2,791件まで増えた。

一般財団法人獣医療法食評価センターは、公益社団法人日本獣医師会の「療法食の在り方検討委員会(2011-2013年)」の報告書の提言に基づき、非営利の第三者組織として、2014年1月に一般社団法人として設立された。療法食の適正品質および適正使用を推進し、家庭動物診療における犬・猫の健康管理に寄与することを目的に、①療法食基準の整備、②療法食の評価と普及、③食事療法指導の推進、④飼育者に対する教育啓発、等の活動を行っている。2018年2月に一般財団法人に改組された。

役員・評議員の構成は以下の通り(敬称略)。

  • 理事長:局 博一(東京大学名誉教授)
  • 専務理事:藤井立哉(ペットフード・テクノリサーチ代表)
  • 理事:杉浦勝明(東京大学特任教授)
  • 監事:大澤孝明(大澤知的所有権事務所)
  • 評議員:鳥海 弘(とりうみ動物病院代表取締役:神奈川県)
  • 評議員:森 尚志(ダクタリ動物病院京都医療センター院長:京都府)
  • 評議員:平野博義(メイプル動物病院院長:福岡県)